なぜ北海道だけ?繰り返す、ガの大発生 対策「諦める」前に

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毎日新聞 2026/10/12 10:00(最終更新 10/12 10:00) 有料記事 2973文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷屋外の照明に群がるガ=北海道北見市で2026年9月12日午後9時31分、小林大輝撮影 羽を広げると10センチを超える大型のガ「クスサン」が、北海道内で大発生している。 数の多さや独特な見た目から「不快害虫」と扱われ、農業被害をもたらすことでも知られる。 全国各地に生息するものの、大発生を繰り返すのは北海道に限られるという。何が起きているのか。照明に群がる大量のガ 9月12日午後9時ごろ、北見市留辺蘂(るべしべ)町。国道39号を自動車で西に進むと、照明が当たるホームセンターの看板に、枯れ葉のような「何か」が群がっているのに気付いた。 車から降りて近付くと、正体は子どもの手のひらくらいの大きさのガだった。 ガの大群は「パタパタ」と羽音を立てながら飛び回り、カメラを構えた記者に何度もぶつかった。 周囲には、車にひかれたと思われる死骸が散乱していた。 「きゃー」 「気持ち悪い」 近くのコンビニエンスストアに立ち寄ると、来店客が肩をすぼめながら小走りで入店してきた。 店の明かりに引き寄せられたガは、客がドアを開ける度に店内に侵入する。 ほうきとちりとりを手にした店員が、必死にガを追い回していた。20代の女性店員は「今年は例年より多いのでは」と話す。 女性店員によると、ガは例年、お盆休みごろから発生するが、2026年は2週間ほど遅い8月の終わりに姿を見せ始めた。 「大半の客は怖がったり気持ち悪がったり。あまりにも多いので(対策を)諦めている」とため息をつく。 クスサンは最大15センチに成長する大型のガだ。 沖縄県までの全国各地に分布し、道内では8~9月に成虫が飛び交う。 幼虫が大型の繭を作る「ヤママユガ」の仲間で、強靱(きょうじん)な繭糸は釣り糸にも使用されていた。 道内では06年以降、場所を変えながら大発生を繰り返してきた。 近年、大発生する場所は北海道の東部に移動しており、26年は網走市や小清水町、北見市などオホーツク海沿岸に数多く出没している。 成虫は全身が茶色で、後ろの羽には動物の目を思わせる模様が一つずつある。 毒性はないものの、数の多さや独特な模様などから、不快害虫と扱われることが多い。 <記事後半の内容> ・行政も対応に苦慮 ・北海道だけ大発生する理由は ・個人でできる対策は?クリの木が「丸裸」に 幼虫は深刻な農業被害を引き起こすことがある。 「つぶれる(倒産する)かと思った」 クリを栽培する「まる八いけだ農園」(栗山町)の池田昌史代表は、23年6月に見舞われた「悪夢」を回想する。 園内のクリの木700本のうち、600本がクスサンの幼虫に葉を食べられて「丸裸」になった。 クリは例年7月ごろに花…この記事は有料記事です。残り1898文字(全文2973文字)Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>