ノーベル化学賞に硤合憲三さん 「不斉自己触媒反応」を発見

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図解あり 大野友嘉子岡田英毎日新聞 2026/10/7 21:23(最終更新 10/7 21:28) 962文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ノーベル化学賞の受賞が決まり、喜びを語る硤合憲三・東京理科大名誉教授=埼玉県志木市で2026年10月7日午後8時20分、吉田航太撮影 スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2026年のノーベル化学賞を、東京理科大の硤合憲三(そあい・けんそう)名誉教授(76)と、フランス・パリ南大のアンリ・カガン名誉教授(95)に授与すると発表した。硤合氏は後に「硤合反応」と呼ばれる不斉自己触媒反応を発見。分子のわずかな「左右差」が化学反応によって大きく増幅される仕組みを解明した功績が評価された。 授賞理由は「不斉有機合成における非線形効果と自己触媒反応の発見」。従来の合成と不斉合成のイメージ 生命を構成するアミノ酸などの分子には、右手と左手のような鏡映しの関係にある2種類(鏡像異性体)が存在する。しかし生物の体内では通常、右か左かのどちらか一方しか作られない。この「ホモキラリティー(分子の片手性)」は生命の維持に関わっていると考えられてきたが、どのように生じたのかは100年以上にわたり解明されなかった。Advertisement カガン氏は1986年、小さな左右の偏りを大幅に増幅できる手法を発見した。 硤合氏は95年、化学反応でできた物質が自ら触媒となって反応を加速させる「自己触媒反応」を利用し、ホモキラリティーとなる可能性のある化学反応を報告した。 さらに03年には、理論的に存在しうる2種類の鏡像異性体のうち、右手型か左手型の片方だけが増える化学反応を実現した。この反応は「硤合反応」と呼ばれ、効率良く片方だけの物質を作り出す優れた不斉自己触媒反応として知られる。この特徴は、医薬品の開発にも役立てられている。 同アカデミーの記者会見で、オンラインで登場した硤合氏は「この素晴らしいニュースを受け取り、興奮している」と喜びを口にした。 日本からのノーベル賞受賞(米国籍を含む)は、25年の坂口志文・大阪大特別栄誉教授と北川進・京都大特別教授に続き3年連続。個人では31人目。2人には、賞金1200万スウェーデンクローナ(約1億9000万円)が贈られる。授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれる。【大野友嘉子、岡田英】そあい・けんそう 1950年5月3日、広島県生まれ。74年東京大理学部卒、79年東京大大学院理学研究科博士課程修了。日本学術振興会奨励研究員や米ノースカロライナ大博士研究員などを経て、86年東京理科大助教授、91年同教授。2012年紫綬褒章、23年瑞宝中綬章、25年日本学士院賞。Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事【最新記事】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>