BlinkenDisk - Windows Task Manager の作者が作った macOS 用 I/Oモニター

Wait 5 sec.

かつてデスクトップPCの前面には、HDDが動作するたびに赤く点滅する「アクセスランプ」があり、PCが裏側で何をしているのかを直感的に教えてくれました。今回紹介する「BlinkenDisk」は、その懐かしさをmacOSに取り戻す小さなユーティリティです。開発者は、Windowsユーザーにはおなじみの「Task Manager(タスクマネージャー)」を作ったDave Plummer氏です。Hard Drive activity indicator for the Mac: my first Swift app. Wrote it this morning because I wanted it. It monitors disk queues at 120Hz and triggers the LED for 10ms, which seems pretty realistic.What should I do with it? I pay the $100 Apple Developer tax, should I put… pic.twitter.com/R4MFxzY8v2— Dave W Plummer (@davepl1968) May 26, 2026 同氏は、Microsoft在籍時にWindows NT 4.0のTask Managerをはじめ、ZIPサポートやWindows XPのバックエンドなど、数多くのコア機能を手がけたことで知られています。現在はYouTubeチャンネル「Dave’s Garage」で当時の開発秘話を語るなど、レジェンド開発者として高い人気を誇っています。BlinkenDiskはそんなPlummer氏が個人で公開している最新の小型ユーティリティのひとつです。メニューバーに「LED」を置くシンプルなツールBlinkenDiskは、macOSのメニューバーに小さなLEDを表示し、選択したローカルドライブのI/Oアクティビティをリアルタイムで点灯・点滅させます。昔のPCのアクセスランプをそのまま再現したような動作で、LEDアイコンも、ハイライトや陰影まで描き込まれたリアルなドーム型となっています。以下のような特徴を持っています。複数ドライブを個別に監視し、それぞれにLEDを割り当てLEDの色をドライブごとに変更可能(赤・緑・黄・アンバー・青)LEDの並び順をドラッグで変更点灯時間(フラッシュ時間)を調整可能Dockアイコンを持たない純粋なメニューバー常駐アプリ設定はすべて永続化され、再起動後も保持内部的には、macOSのIOKitを使って50msごとにドライブの統計情報を取得し、読み書きの変化があればLEDを点灯させる仕組みです。負荷が高いときは点灯し続け、軽いアクセスでは一瞬だけ光るという、昔ながらのアクセスランプの挙動を忠実に再現しています。使い方と動作環境BlinkenDiskはmacOS 12(Monterey)以降で動作し、Swiftツールチェーンがあればビルドできます(現時点では実行ファイルは直接公開されていません)。リポジトリにはbuild.shが用意されており、実行するだけで.appが生成されるシンプルな構成です。また、アプリを/Applicationsに移動し、ログイン項目に追加すれば常駐ツールとして利用できます。小さなツールに宿るPlummer氏らしさBlinkenDiskは、機能としては非常に小さなユーティリティですが、その設計思想には「軽量で、分かりやすく、実用的」というPlummer氏の開発スタイルが色濃く表れています。WindowsのTask Managerを80KBで作り上げた同氏らしく、BlinkenDiskもまた、必要な機能だけを丁寧に実装したアプリケーションとなっています。