毎日新聞 2026/5/24 10:45(最終更新 5/24 10:45) 591文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷こけし工人の鈴木征一さん=山形県大蔵村で2026年4月17日、竹内幹撮影 東北有数の豪雪地帯、山形県大蔵村の肘折(ひじおり)温泉。ここでたった一人、「肘折系」の伝統こけしを作り続ける工人がいる。 鈴木征一さん(81)は年季の入った工房で、手作りのノミやカンナを使い、50年以上、木と向き合ってきた。「自分は芸術家ではない。ただの職人だ」。そう自負する。Advertisement 東京で生まれ、戦後間もなく父の故郷の肘折にきた。中学卒業後は地元で農業を営み、冬は出稼ぎで上京していたが、20代後半の時に、こけし工人の奥山庫治(くらじ)さんに誘われ、弟子入りした。ひたすら師匠の背中を追いかけ、その後独立した。 2008年、奥山さんが亡くなると、工人は鈴木さんただ一人になった。最近は体調を崩し、思うように作れないことも。「そう長くはできないかもしれない」。不安が頭をよぎることもある。 そんなときに思い出すのが、頑固だった先輩工人たちと、材料となるイタヤカエデの木を採りに山に分け入った日々だ。「まだまだやれる」。自らを奮い立たせ、眠ることも忘れるほど、理想のこけしを求めて考えを巡らす自分がいる。 「雪深く厳しい風土に暮らす工人から生み出されるものこそ、肘折こけしだ。普遍的な表情やたたずまいに現れる」と、この地でこけしを作ることにこだわる。先人たちから受け継いできた伝統を守り、つないでいきたい。そう語るまなざしからは師匠ゆずりの頑固さがひしひしと伝わる。【写真・文 竹内幹】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>