朝日新聞記事深掘り2026年5月30日 6時00分有料記事手代木慶 編集委員・田渕紫織 岩手県大槌町で発生した山林火災は、5月29日、約40日ぶりに鎮火した。先の読めない延焼の広がりや1週間にわたる休校で、子どもたちはストレスをためこんだ。大規模な災害のたびに、子どもの居場所の確保は後回しになっているとの指摘が現場からあがる。大人たちは、どう備えればよいのか。災害時などに学校などが業務を続けるための備えはどうなっているのか。 「家が燃えるんじゃないか」。田中大雅(たいが)さん(14)=町立大槌学園8年(中学2年)=は、4月22日の火災発生当初、家から約200メートル先の山からいくつも上がる煙を見て、気が気でなかった。自宅のある沢山地区にはその後、避難指示が出た。炎を上げて燃える山。ふもとの沢山地区には23日午後、避難指示が出た=2026年4月23日午後8時3分、岩手県大槌町、長野剛撮影 4日間、両親ときょうだいと車中泊をした。学校も休校で友達にも会えず、狭い空間で不安な時間を過ごした。記事のポイント①山林火災、子どもがストレス発散した場所は②子育て世帯「避難所行かない」理由③休校・休園はエッセンシャルワーカーにも影響④学校のBCP 具体的にこれを 炎の勢いが収まって帰宅。学校が休校になったため、避難所になった公民館に設けられた「みんなのこども部屋」へ通った。午前9時の開室から午後4時の閉室まで過ごし、紙コップを積み上げる遊びなどに熱中した。「外でははしゃげる雰囲気じゃないけど、ここでは全力で楽しんでいいんだなと思えた」「みんなのこども部屋」で、紙カップで遊び、駆け回る子どもたち=2026年4月30日午前11時31分、岩手県大槌町、手代木慶撮影 発災2日後に「こども部屋」…この記事を書いた人田渕紫織編集委員|週刊アップデート編集長専門・関心分野災害復興、子ども関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ5月30日 (土)日本の人口、1億2305万人海外での健康管理マニュアル完全養殖ウナギ、世界初販売5月29日 (金)警報・注意報の表現を変更皇族数の確保めぐる原案判明出産費用 自己負担ゼロへ5月28日 (木)国家情報会議の新設法が成立給付付き税額控除、大枠判明フェルメール展、大阪開催へ5月27日 (水)巨人・阿部慎之助監督が辞任ローマ教皇、AIの指針発表国内最悪の汚染 処理完了へトップニューストップページへ事故の運転手は85歳「人が集まらず」 中型バスでは駐車時に支障も5:00裁判員が見た山上被告のあきらめ たまたま起きた異常な事件なのか6:00高市首相の取材対応に指摘相次ぐ 木原官房長官「多忙」と弁明21:54イスラエルが国連事務総長との関係「凍結」 性的暴力の認定に反発5:11暑くてヘルメットかぶれない 小学生の登下校「帽子OK」広がる5:00タイ出張中に27歳が自死 母の執念が1万人企業の社長を遺影の前へ14:37