脇役もカギ 人間模様からひもとくトルストイ「ハジ・ムラート」

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毎日新聞 2026/5/30 08:30(最終更新 5/30 08:30) 有料記事 2162文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷トルストイの魅力を語る中村唯史さん=京都市左京区の京都大で2025年12月11日午後2時7分、三角真理撮影 ロシアの文豪トルストイ(1828~1910年)。「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」などで知られるが、ロシア文学者で京都大教授、中村唯史さん(60)が今回薦めてくれたのは「ハジ・ムラート」。200年近く前の異国が舞台なのに、登場人物たちに親しみを覚え「そういう人いる、いる」と思える。中村さんに解説と読みどころを聞いた。【三角真理】 ハジ・ムラートは実在した人物の名で、この小説は彼の伝記的物語だ。 少々ややこしいロシア史が関わるので、時代背景とあらすじから。 舞台は19世紀のカスピ海と黒海にはさまれたコーカサス地方。当時ロシア帝国は南下政策を進めており、この地方での支配を広げていた。しかし山岳部では地元のイスラム勢力が強力に抵抗。とりわけシャミールという指導者がトップの時はロシア側に打撃を与えるほど強かった。その頃のシャミール側の軍事指導者がハジ・ムラート。彼はある時突然ロシアに投降し、拘束されるものの脱走。ロシアとしては軍事的才能を持つハジ・ムラートを野放しにするわけにはいかないと、追跡し殺害する――。理想の人間像とは “戦争もの”だが、さまざまな人間模様があり、ドラマを見るように引き込まれる。それを支えているのが「生き生きと描かれた脇役たち」と中村さん。 例えばハジ・ムラートの部下で、…この記事は有料記事です。残り1609文字(全文2162文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>