高橋由衣田中泰義毎日新聞 2026/5/26 14:00(最終更新 5/26 14:00) 有料記事 2256文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷船から南極大陸を眺める乗客ら=2025年(水本俊也氏・ピースボート提供) 過酷な自然環境が長年、人を遠ざけてきた白い大陸、南極。地球温暖化でその様相は変わり、クルーズ船などによる観光客の増加は環境悪化のリスクを高めている。国境のない「平和の象徴」とされる秘境の地を、人類は守り抜くことができるのだろうか。「そこにいるだけで」 東京都内で7日、南極の観光や平和利用について考えるイベントがあり、約130人が集まった。 「どの国にも属さない特別な場所」「人の手が加えられていない地球がそのままある」。登壇した観光事業者や国際NGOの関係者らはそれぞれの経験を踏まえ、南極の魅力を思い思いに口にした。 参加者の中にはその大自然を間近で体感しようと、南極旅行を計画する人もいた。 川崎市の八木博之さん(73)は12月に出航予定のクルーズ船で南極に向かう計画だ。これまでに世界約50カ国を訪れた。豪州の有名観光地「ウルル(エアーズロック)」の登山が2019年、先住民族の伝統保護や安全確保のため禁止されたことを例に挙げ、「いずれ南極にも規制がかかるかもしれない。今こそ行かなければならない」と語る。もちろん南極で起きつつある環境の変化も念頭にある。「温暖化がどれだけ進んでいるのか、実際の状況を見てみたい」 さいたま市の飯酒盃(いさはい)貴子さん(69)も同じ船に乗る予定だ。長年一緒にクルーズ船旅行を楽しんできた夫が昨年他界したという。「ふさぎ込んでいても仕方がない。元気なうちにと考え、申し込んだ。夫は動物が好きだったので、ペンギンを見たい。動画で見た景色があまりにきれいで、そこにいるだけで感動するような場所だと思う」と期待する。上陸客、四半世紀で8倍 人類が南極に足を踏み入れてから200年以上。南米アルゼンチンの最南端の都市からも海を約1000キロ隔てた地理的な制約と、夏でも気温0度前後の厳しい気象条件もあって、簡単には人を寄せつけてこなかった。ところが近年は雑誌やSNSなどに刺激され、ペンギンやアザラシ、氷床など独特の生き物や地形を見ようと観光客が押し寄せている。<後編>「国境なき大陸」で汚染事故、そのとき責任は? 国際協調道半ば 世界の旅行事業者100社以上が加盟する「国際南極旅行業協会(IAATO)」によると、南極への観光客は年間計約12万人にのぼる。上陸客は1999年度に1万人を突破。24年度には8万人に達した。上陸はせず、クルー…この記事は有料記事です。残り1268文字(全文2256文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>