2026年5月28日 6時00分仙道洸弁護側による母親への証人尋問を聞く山上徹也被告(手前)=2025年11月18日、奈良地裁、絵・岩崎絵里 安倍晋三元首相銃撃事件の控訴審に向けて、山上徹也被告(45)の弁護団が再編成されたことがわかった。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を追及してきた弁護士が加わり、被告の生い立ちの影響について、より踏み込んだ主張を展開するとみられる。 一審・奈良地裁では奈良の弁護士4人が国選弁護人を務めていたが、検察の求刑通り無期懲役とした今年1月の判決後、1人が外れて大阪の勝俣彰仁弁護士が入った。 勝俣弁護士は、教団の被害対策に取り組む全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)のメンバー。関係者によると、一審で追及しきれなかった教団と事件の関係を主張していく上で、刑事弁護にも精通した勝俣弁護士が適任と考えたという。 事件では、山上被告の母親が教団に1億円以上の献金をしたことや家庭内の不和、教団に反発する兄の自殺といった境遇をどう考慮するかが大きな争点になっている。 弁護側は一審で、安倍氏が教団の友好団体にメッセージを送っていたことも踏まえ、重くても懲役20年が妥当だと主張。判決は、生い立ちに「不遇な側面」があるとしつつ、教団幹部への殺意を安倍氏に向けたのは「大きな飛躍」とした。 新たな弁護団は、生い立ちが事件に与えた影響のより詳しい分析もしていく方針で、今後、控訴趣意書を大阪高裁に提出する。高裁はその内容をもとに、控訴審の審理計画を決める。この記事を書いた人仙道洸大阪社会部|裁判担当専門・関心分野司法、在日コリアン、在日外国人関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ5月28日 (木)国家情報会議の新設法が成立給付付き税額控除、大枠判明フェルメール展、大阪開催へ5月27日 (水)巨人・阿部慎之助監督が辞任ローマ教皇、AIの指針発表国内最悪の汚染 処理完了へ5月26日 (火)コンビニ「生みの親」死去ホルムズ通過、出光丸が到着目線ずれる「内斜視」増加5月25日 (月)カンヌ 岡本多緒さんに女優賞郵便料金の値上げ検討GW中の山岳遭難、147件トップニューストップページへNYダウが最高値を更新 原油価格は下落、一時約1カ月ぶりの水準に5:49ラオスの洞窟に1週間、5人生存 かつてタイで活躍した救助隊が確認23:00「大飯原発は安全か」問う訴訟 住民側勝訴から5年、きょう高裁判決6:00再審法案、検察抗告に「抜け穴」 法務省、自民の事前審査で説明せず22:18児童相談所への通報「ためらわないで」 支援の入り口、まずは相談を17:15給付付き税額控除、誰にいくら給付する? 各試算で見えるイメージは19:07