視点・解説2026年5月28日 7時00分有料記事根津弥小西美穂さんのコメント2018年の西日本豪雨で、土砂や倒木が散乱した広島県坂町の小屋浦地区=2018年7月8日 気象庁などが出す大雨などの注意報や警報といった「防災気象情報」の表現が、5月28日から新しくなります。何が変わり、発表されたらどう行動したらいいのか。押さえておきたいポイントをお届けします。この記事でわかること①なにを、どうして変えるの②新しい情報はどう変わる?③どのタイミングで、どうすればいい?④心配されていること⑤普段、心がけておくことは?①なにを、どうして変えるの? 市区町村は災害が起きそうになると、5段階の「警戒レベル」に基づいて、「避難指示」などの避難情報を出す。防災気象情報はこの判断材料となるものだが、観測や予測の技術向上や、大災害の発生をきっかけとして、段階的に内容が追加されてきた。 その結果、旧情報は災害ごとに危険度と名称がバラバラで、市区町村の避難情報との関係も分かりにくくなっていた。 例えば、旧情報の場合、同じ「警戒情報」という表現でも、土砂災害警戒情報は自治体が出す避難指示の目安となるレベル4に相当する一方で、大規模河川の氾濫(はんらん)警戒情報は避難指示の一つ手前にあたるレベル3に相当していた。レベル5相当の中でも、災害によって「発生情報」と「特別警報」の表現が混在していた。 そのため、気象庁と国土交通省は2022年に有識者による検討会をつくり、自治体や住民に分かりやすい表現にするにはどうすべきか、2年半かけて議論を重ねてきた。2024年9月の大雨の影響で傾いた石川県珠洲市の住宅=2024年9月22日、朝日新聞社機から②新しい情報はどう変わる? 今回の変更の対象となるのは、大規模河川の氾濫、大雨、土砂災害、高潮の4災害。気象庁などは危険度を表す5~1のレベルと、統一した名称で情報を発信することになる。レベル5が特別警報、レベル4が危険警報、レベル3が警報、レベル2が注意報と表現を統一する。例えば、大雨について2番目に危険な情報は「レベル4大雨危険警報」といった具合だ。レベル1は、警報級の現象が5日先までに予想される「早期注意情報」だ。 一方、暴風や波浪、大雪などはこれまでと変わらず、特別警報、警報、注意報といった表現が用いられる。新しい防災気象情報③どのタイミングで、どうすればいい? 今回の変更の対象となった4災害では、危険警報や警報などの表現の前に、必ずレベル1~5の数字が付くことになった。この数字は市区町村が避難情報を出す「警戒レベル」に対応しているため、気象庁の想定では、市区町村の避難情報と連動するかたちになる。 具体的には、「レベル4○○…この記事を書いた人根津弥東京社会部|気象庁担当専門・関心分野司法、刑事政策、人口減、災害復興、防災関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ5月28日 (木)国家情報会議の新設法が成立給付付き税額控除、大枠判明フェルメール展、大阪開催へ5月27日 (水)巨人・阿部慎之助監督が辞任ローマ教皇、AIの指針発表国内最悪の汚染 処理完了へ5月26日 (火)コンビニ「生みの親」死去ホルムズ通過、出光丸が到着目線ずれる「内斜視」増加5月25日 (月)カンヌ 岡本多緒さんに女優賞郵便料金の値上げ検討GW中の山岳遭難、147件トップニューストップページへNYダウが最高値を更新 原油価格は下落、一時約1カ月ぶりの水準に5:49きょうから変わる気象警報・注意報 数字の意味は?何が出たら避難?7:00再審法案、検察抗告に「抜け穴」 法務省、自民の事前審査で説明せず22:18イラン攻撃3カ月、ホルムズ封鎖で苦しむアジア・アフリカ 前線ルポ7:00伸びる個人向けカーリース、10年で5倍 新車購入のハードル高く7:00児童相談所への通報「ためらわないで」 支援の入り口、まずは相談を17:15