毎日新聞 2026/5/28 08:00(最終更新 5/28 08:00) 914文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷写真はイメージ=ゲッティ 働く世代で不整脈の「心房細動」が見つかると、腎機能の低下が加速する――。そんな研究結果を、広島大などのチームが発表した。約770万人の大規模データを使って解析した成果。大幅な腎機能低下のリスクが約3倍にもなるという。 心房細動は「心房」と呼ばれる心臓の部位がけいれんしたように不規則にふるえる不整脈の一種。高齢者では脳梗塞(こうそく)や心不全の重大な原因となる。腎臓病との関連も報告されているが、働く世代にどんな影響をもたらすか十分に分かっていなかった。Advertisement「重要なサイン」の可能性 チームは、全国健康保険協会の2015~23年のデータを使い、過去に心血管疾患や末期腎不全のない35~59歳の男女約770万人の健診記録を分析。その後、新たに心房細動が見つかった2万3510人と、年齢や性別などの条件をそろえた心房細動のない11万7550人とで、腎機能の変化を比較した。 その結果、心房細動が見つかった人は、見つからなかった人と比べ、腎機能の指標である「推算糸球体ろ過量」(eGFR)の低下が有意に大きかった。また、eGFRが30%以上低下するリスクは約3倍高かった。さらに、心房細動が初めて確認された後、1年後の健診などで正常な脈(洞調律)に戻っていた人では、腎機能低下の進行は有意に緩やかだった。 eGFRは一般に90以上が正常の目安とされる。加齢とともに低下するが、60未満の状態が3カ月以上持続すると、慢性腎臓病(CKD)と診断される可能性がある。CKDは進行すると、最終的に透析が必要となる末期腎不全になる場合がある。また、心不全や脳卒中、心筋梗塞などの心血管疾患とも密接に関連している。 チーム代表の福間真悟・広島大教授(疫学・腎臓内科学)は「働く世代でも心房細動が見つかれば、全身の健康状態の変化を示す重要なサインとなる可能性がある。健診で偶然見つかった不整脈を、ただの異常所見として片付けてはいけない。特に、CKDはかなり進行するまで症状が出にくいため、早い段階で生活習慣や、血圧や血糖の管理を見直すことが重要だ」と指摘した。 研究成果は、14日付の米国医師会発行の医学誌(オンライン)に掲載された。【河内敏康】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>