毎日新聞 2026/5/27 11:00(最終更新 5/27 11:00) 有料記事 2764文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷性被害にあった社員を非難する副社長。弁護士の介入後、態度を変えた=©冬野梅子/講談社 女性アナウンサーへの性加害問題を把握しながら元タレントの中居正広氏を出演させ続けたフジテレビ、男性漫画家の性加害を知りながら別のペンネームで新連載のマンガ原作者に起用した小学館――。 「組織の動きはなぜ、似通うのか」 昨年夏から連載が始まった性加害を巡る組織の理不尽を描いた漫画「復讐(ふくしゅう)が足りない」(講談社)の作者、冬野梅子さんは、性加害の報道に触れてはそんな思いを強めてきた。 ストーリーの背景には、今も胸に引きずる自身の苦い経験があるという。 <主な内容> ・会社は問題を矮小化 ・自分はずっと傍観していた ・乖離する人間の倫理と組織の論理 ・正義感だけではない主人公 ・「めっちゃ分かる」共感続々 ・今後の展開は……会社は問題を矮小化 漫画の主人公、30代の朱里(あかり)は東京都内の小さなIT企業で働く会社員。 契約社員から正社員に起用されたばかりで、残業が少なくアットホームな職場に満足していた。 しかし同年代の女性社員が相次いで退職したことをきっかけに、社内で性暴力があったことを知る。 辞めた1人は被害者だった。 もう1人はその同僚で、会社の対応への怒りを朱里に言い残し去って行く。 加害者は、子どもたちと遊ぶ写真をSNSにアップするような家族思いの30代男性。 明るくやんちゃなタイプで、女性上司や上層部からかわいがられていた。 残業中に性暴力を受けた被害者は女性上司に相談していた。 当初上層部は同情的だったものの、会社側の弁護士が介入してから態度を一変させる。 拒否した証拠がないとして事態をセクハラだと矮小(わいしょう)化し、男性が示談金を支払う形で決着を図った。 「合意があったらしい」 「お金目当て」 「不倫の痴話げんか」 社内にはそんなうわさ話が広がった。 被害者がいたたまれず退職すると、ますます既成事実のように語られていった。 会社に不信感を抱いた朱里は上司に問いただすが、上層部は「中立な立場の弁護士が事件性はないと判断した」と取り合わない。自分はずっと傍観していた 「会社の規模や知名度は違うのに、どうして組織の動きは似通ってしまうのか」 性加害問題が取り上げられる度に、冬野さんは疑問を覚えた。 自身が会社員だった頃、同じような場面を何度も目にしたからだ。 …この記事は有料記事です。残り1809文字(全文2764文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>