被爆の怖い展示、子どもは見なくても? 原爆資料館の新方針に賛否

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2026年5月27日 13時00分有料記事武田肇 子どもたちは、原爆被害の凄惨(せいさん)とされる展示を見ずに通り過ぎることが出来る――広島平和記念資料館(広島市)が「選択展示」の導入を決めた。 子どもの心理的なストレスなどを踏まえた対応だが、「被爆の実相を示す資料をありのままに見てもらう」ことを1955年の開館以来の理念としてきた資料館にとっては大転換となる。被爆者らは「悲惨さを遠ざけることになる」と懸念する。 原爆被害は子どもたちにどう伝えればいいのか。心理的反応に関するヒアリング調査で、児童・生徒のストレス反応が高かった原爆の絵=吉村吉助氏作、広島平和記念資料館所蔵 資料館の2025度年の入館者数は10年前の約1・7倍の約258万人に達し、館内の混雑が慢性化。修学旅行生らが平和学習にじっくり取り組めるよう、28年春に小学5年生から中学生向けの展示コーナーを新設予定で、ここに選択展示を導入する。 選択展示を検討する発端は、資料館を運営する広島平和文化センターが24年、修学旅行で広島市を訪れた全国の小中高校1121校にしたアンケートだ。「(資料館の)展示を『怖い』と感じて見学できない児童への支援があれば」という声が上った。恐怖、年齢が低いほど長く続く傾向 昨年設置された新展示を検討する有識者会議では、委員を務める上手由香・広島大大学院准教授(臨床心理学)が来館した児童・生徒約30人に聞き取り調査を実施。重いやけどを負った被爆者の写真や、皮膚を垂らしながら避難する様子の絵を見た児童・生徒からは「夢に出てくる」などのストレス反応が確認された。恐怖や悲しみは、年齢が低いほど長く続く傾向も明らかになった。 こうしたストレス反応の大き…この記事を書いた人武田肇広島総局員専門・関心分野原爆・平和、朝鮮半島、鉄道関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ5月27日 (水)巨人・阿部慎之助監督が辞任ローマ教皇、AIの指針発表国内最悪の汚染 処理完了へ5月26日 (火)コンビニ「生みの親」死去ホルムズ通過、出光丸が到着目線ずれる「内斜視」増加5月25日 (月)カンヌ 岡本多緒さんに女優賞郵便料金の値上げ検討GW中の山岳遭難、147件5月24日 (日)NPT、成果文書採択できず皇族数確保の議論 当事者は忍び寄る「肥料クライシス」トップニューストップページへ国家情報会議・情報局設置法が成立 政府、7月以降に組織立ち上げへ13:02栃木強盗殺人事件、上位者とみられる男に逮捕状 事件後に海外逃亡か10:35「なんで無いんだ」怒鳴る客 自治体指定のゴミ袋が品薄、苦肉の策は7:00巨人・阿部監督の現行犯逮捕なぜ? 児相からの通報は珍しい?17:14死刑執行が急増するアメリカ 突出するフロリダ、刑務所前で見た光景11:00詐欺被害100回防いだ「百戦錬磨」のコンビニ 極意は声かけにあり9:00