NVIDIAは5月26日(現地時間)、新しいGeForce Game Ready Driver 610.47の公開とともに、長年使われてきた「NVIDIA Control Panel(コントロールパネル)」の正式な引退を発表しました。20年以上続いた定番ツールがついに役目を終えることになります。新しいNVIDIAアプリへ完全移行今回のドライバーアップデートでは、GeForceユーザー向けに提供されていたすべてのコントロールパネル機能が新しい「NVIDIAアプリ」に統合されました。これにより、GPU設定の管理、ゲームごとの最適化、ドライバー更新、DLSSモデルの上書き(DLSS override)など、従来バラバラだった機能が1つのアプリに集約されます。NVIDIAアプリでは「3D設定 > 3D設定の管理」に相当する項目は、「グラフィックス > プログラム設定」に移動し、ディスプレイ関連の設定もシステムタブにまとめられ、UIも現代的で高速になっています。コントロールパネルはどうなる?NVIDIAの説明によると、状況は次のようになります。GeForceユーザー向けのコントロールパネルは正式に引退既存のインストールはそのまま残るただしクリーンインストールをすると削除される必要な人はMicrosoft Storeから引き続きダウンロード可能ただし今後は新機能・修正は一切追加されないつまり、「残しておきたい人は残せるが、今後の主役は完全にNVIDIAアプリ」という形です。なお、プロフェッショナル向けのRTX PROについては、まだコントロールパネルに必要な機能が残っているため、当面はサポート継続とのこと。こちらも最終的にはNVIDIAアプリへ移行する予定のようです。まとめNVIDIAは古いUIと設計のコントロールパネルでは、最新GPUやAI機能を扱うには限界があるため、NVIDIAアプリに移行すると説明しています。NVIDIAアプリは高速で、機能統合も進んでおり、今後のDLSSやAI最適化機能を展開する上でも新アプリのほうが都合が良いと考えられます。20年続いたレガシーをついに手放し、NVIDIAは次の時代へ舵を切ったという印象です。