AltTab Proが登場。無料版は継続、買い切りライセンスで持続可能な開発へ

Wait 5 sec.

macOS用の人気ウィンドウスイッチャーアプリ「AltTab」にPro版が導入されることが発表されました。これまでのAltTabが有料化されるわけではなく、コア機能は今後も無料・オープンソースのままで維持されます。そのうえで、開発者が継続的に時間を投じられるよう、上位版としてProを追加するという形です。無料版はこれまで通り。コア体験はそのまま残る開発者のlwouis氏は、「AltTabの根幹となる体験は今後も無料で提供する」と明言しています。無料版には以下のような機能がそのまま残ります。高品質なサムネイル付きの高速ウィンドウ切り替え豊富なカスタマイズ設定GPL-3.0ライセンスによる完全オープンソースつまり、無料版はお試し版として提供されるわけではなく、従来のAltTab体験はそのまま維持されます。Pro版で追加される機能Pro版(9.99ドルの買い切り)は、より高度なワークフローを求めるユーザー向けに設計されています。追加されるのは、主に以下のようなパワーユーザー向けの機能です。ウィンドウ検索自動サイズ調整複数ショートカットの設定(ショートカットごとの外観設定など)より複雑なウィンドウ管理機能(アプリ・スペース・画面ごとのグループ化など)また、Pro版は14日間の無料トライアルが提供され、試してから購入を判断できます。さらに、これまでAltTabの開発に貢献してきた人々(コードの提供者、翻訳者、寄付者)には、メジャーアップグレードも含めて利用できるPro Lifetimeライセンスが無料で配布されています(すでに300名以上にライセンスが送付された模様)。Pro Lifetimeは一般向けにも24.99ドルで販売されます。ユーザーからの反応は賛否両論AltTabは8年以上にわたり、開発者の「夜と週末」の時間で支えられてきました。しかしユーザー数が増え、macOSのアップデート対応や機能追加に必要な時間も増加していきます。開発者のlwouis氏は「もっと時間をかけて磨き込みたい」という思いから、持続可能な開発モデルとしてPro版を導入する決断に至ったと説明しています。同様のモデルはRectangle ProやAlfred Powerpack、BetterTouchToolなどでも成功しており、AltTabもその流れに続く形です。コミュニティでは多くのユーザーが「開発を支援したい」と前向きな声を寄せていますが、一部の既存機能がProに移行した点や、旧バージョンのダウンロードができなくなった点に不満を示す声もあり、議論が続いています。開発者は批判にも丁寧に回答しつつ、改善の余地がある部分については検討を進めている様子です。これからのAltTabに期待今回のPro版導入は、AltTabが趣味のプロジェクトから持続可能なプロダクトへと進むための大きな転換点と言えます。個人的にも愛用しているアプリなので、今後のアップデートやPro版の進化にも注目したいところです。