朝日新聞連載解説人語記事視点・解説2026年5月28日 17時00分有料記事中田絢子 動画制作・小野甲太郎〈動画〉【解説人語】皇室典範改正のポイントと、知っておきたい皇室のルール〈解説人語〉皇室典範改正のポイントと、知っておきたい皇室のルール 皇族数の確保に向けた与野党の協議が大詰めを迎えています。 ①女性皇族が結婚後も皇室に残る②旧宮家の男系男子による養子案の2案が議論されていますが、賛成・容認する政党が上回り、衆参両院の正副議長が近く立法府としての見解案を示します。ただ、制度化に向けては課題が指摘されています。後半では、改正のポイントと、知っているようで知らない皇室のルールについて、名古屋大学の河西秀哉教授(日本近現代史)と宮内庁担当の中田絢子記者が解説する約40分の動画をご覧いただけます。【動画で解説するテーマ】違和感―なぜ愛子さまは天皇になれない?「女性」と「女系」なにが違う?ルール―皇室典範なにを決めている?女性・女系なんでダメなの?減少―皇室の「ピンチ」とは?家族―結婚後も残る?家族はどうなる?正統―「一般の人」が皇族に?ズレ―世論と議論 なぜズレる?自分事―私たちはどう考える? 現在、皇室は16人(男性5人、女性11人)で、次世代の皇位継承者は、秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さま1人です。秋篠宮家の次女佳子さまが誕生した1994年の26人をピークに皇室の減少傾向が続いています。 要因の一つとして指摘されるのは、皇位継承を、父方で天皇につながる「男系男子」に限定する考えを背景に、女性皇族が天皇・皇族以外の人と結婚したら皇室を離れるとした制度です。明治時代につくられた旧皇室典範で明文化されました。戦後、一般の法律として刷新された現在の皇室典範にも、この制度は引き継がれました。 皇室では1965年の秋篠宮さま誕生後、上皇ご夫妻の長女黒田清子さんから天皇、皇后両陛下の長女愛子さままで、9人連続で女子が誕生しました。現在、未婚の皇族方6人のうち5人は女性で、現状の制度のままでは今後結婚により皇室を離れる可能性があります。 安定的な皇位継承と合わせて、皇族の減少は深刻な課題と認識され、2005年から本格的な議論が始まりましたが、結論の先送りが続いてきました。 その中で、2021年に政府が設けた有識者会議は、今回議論されている2案について具体的に検討するよう提案しました。 2024年から始まった与野党による協議では、①女性皇族が結婚後も皇室に残る案については、女性皇族の配偶者と子を皇族とするかどうかで意見が分かれ、②旧宮家の男系男子による養子案については、家柄による差別を禁じた憲法との整合性などが指摘されています。 また、世論調査では支持が高い「女性天皇」や、母方で天皇につながる「女系天皇」については議論されていません。【解説人語】本編動画はこのあと なぜ、「女性天皇」は議論さ…この記事を書いた人中田絢子東京社会部|宮内庁担当専門・関心分野皇室、憲法、平和、政治、運輸関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ5月28日 (木)国家情報会議の新設法が成立給付付き税額控除、大枠判明フェルメール展、大阪開催へ5月27日 (水)巨人・阿部慎之助監督が辞任ローマ教皇、AIの指針発表国内最悪の汚染 処理完了へ5月26日 (火)コンビニ「生みの親」死去ホルムズ通過、出光丸が到着目線ずれる「内斜視」増加5月25日 (月)カンヌ 岡本多緒さんに女優賞郵便料金の値上げ検討GW中の山岳遭難、147件トップニューストップページへ大飯原発3、4号機、運転を認める判決 住民側が逆転敗訴 大阪高裁15:25高市首相「心外だ」「事務所崩壊に至る」 中傷動画報道を改めて否定14:40バレー日本代表選手を大麻所持容疑で逮捕 合宿中、6月から国際大会11:54皇族数の確保、「女性皇族が残る」「養子」2案は「妥当」 原案判明17:00同盟国まではいかない「同志国」フィリピン以外も 定義はあいまい12:00「お母様、汚い」 大日向雅美さんが思春期の娘に見透かされたこと12:00