有明海の干潟で「ガタリンピック」 泥にまみれ埋もれ…人生訓のよう

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2026年6月1日 17時00分有料記事岡田将平 佐々木凌鹿島ガタリンピックの会場の奥にも、広大な干潟が広がっていた=2026年5月31日午後1時52分、佐賀県鹿島市音成、岡田将平撮影 有明海の干潟で走ったり泳いだりする競技会「鹿島ガタリンピック」が5月31日、佐賀県鹿島市であった。今年で42回目の開催となる大会には、約1400人が参加。佐賀と福岡に勤務する朝日新聞の記者4人も初めて挑んだ。泥まみれになって、見えたものは。岡田将平記者 地元の記者として一度は、とついに挑戦 潮が引くと、一面に海底の泥が姿を現す有明海の干潟。足を入れると、ずぼっと沈み、泥がまとわりつく。 佐賀総局の記者(44)がエントリーしたのは「25メートル自由ガタ 男性の部」。初めてのガタリンピック参加で緊張感も抱いていたが、スタート地点に向かうまでに泥と一体となると吹っ切れた。25m自由ガタ開始前に並んだ岡田将平記者(左)と佐々木凌記者(左から2番目)=2026年5月31日、佐賀県鹿島市、石田一光撮影 周囲に広がるのは、緑色のクリーム状の泥。手ですくってなじませていると、テンションが上がる。この泥が有明海の豊かな生態系を育んでいると考えると、いとおしくもなる。 午後4時50分ごろ、いざ号砲。思い切って走り出したはいいが、泥の中では数歩しかもたなかった。気づけば、前に倒れ、顔が泥にふれる。しょっぱい。干潟の水も海水なのだ。 もうダメかも。泥に埋まりながら、前を向くと、となりでスタートした同僚の尻が少し先にあった。食らいつこうと体を起こすと、2本足で立てた。一歩一歩足を運び、何とかゴールまでたどり着いた。 「気持ちいい!」。感慨がこみ上げた。 この日は午前9時台に、会場に着いた。満潮から時間がたっておらず、まだ岸まで海水があった。だが、徐々に潮は引き、「ガタ」が現れ、景色は変わっていく。海中に沈んでいた大会の看板も姿を見せ、周辺ではムツゴロウがジャンプする様子もみられるように。鹿島ガタリンピック会場付近で跳ねるムツゴロウ=2026年5月31日午前11時20分、佐賀県鹿島市音成、岡田将平撮影 正午に始まった開会式の頃には沖までずっと干潟が広がっていた。最大6メートルに上り、日本一という有明海の大きな干満差を目の当たりにした。干潟がまだ姿を現していない鹿島ガタリンピックの会場=2026年5月31日午前9時42分、佐賀県鹿島市音成、岡田将平撮影 ガタリンピックは、干潟が出ている時だけ楽しめるイベントだ。記者が参加した競技がプログラムの最後だったが、予定よりプログラムの進行が遅れていた。干潮(午後2時55分)を過ぎ、沖合から潮が再び満ちていく中、会場の放送で「タイムリミットが迫っているので急いでスタート地点についてください」との呼びかけも。 干潟ならではの制限にどきど…この記事を書いた人岡田将平佐賀総局専門・関心分野平和、戦争体験の記録・継承、地方佐々木凌西部報道センター|内政キャップ(福岡県政など)専門・関心分野災害・防災、宇宙、原発・エネルギー、環境関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月1日 (月)本州初 石川でトキの放鳥マンション高騰で戸建て人気消えゆく高校の「学食」5月31日 (日)白黒ポテチ 店頭で販売開始エアコン設置料金 値上げの波サクランボ県・山形で危機感5月30日 (土)日本の人口、1億2305万人海外での健康管理マニュアル完全養殖ウナギ、世界初販売5月29日 (金)警報・注意報の表現を変更皇族数の確保めぐる原案判明出産費用 自己負担ゼロへトップニューストップページへ就職エージェントの「オワハラ」 売り手市場、大学が注意呼びかけ6:00埼玉・川越にモスク 市は「無許可で都市計画法違反」と撤去求める16:00議員に相談した教員 勤務評価低く 校長に横浜市教委が是正指導10:30作詞は「てるてる坊主」だけのはずが… 作詞者のほかの作品見つかる16:00エアコンの室外機周辺に「水入りペットボトル」 思わぬ火災の原因に7:01作詞家の橋本淳さん死去 「ブルー・ライト・ヨコハマ」13:00