Windows 11では、新機能を段階的に提供するCFR(Continuous Feature Rollout)という仕組みが採用されています。しかし最近、この仕組みがうまく動作せず、ユーザーの環境に新機能がまったく届かないケースが増えていると話題になっています。Microsoftは積極的にWindows 11の改善を進めていますが、最新の更新プログラムを適用しても新機能が使えないこと多く、CFRの不透明さや遅さに対する不満がコミュニティで高まっているようです。ユーザーの不満が高まる「段階的ロールアウト」この問題に特に敏感なのは、Windows Insider Programに参加しているユーザーです。新機能をいち早く試したいという希望があるものの、実際には、A/Bテストの影響などによって、機能が届くタイミングがバラバラで、数週間〜数か月待たされることも珍しくありません。Redditに投稿された、「毎回新機能が来るぞと盛り上がるのに、結局自分の環境には来ない」というコメントが大きな共感を集めています。Microsoftサポートも「原因が分からない」?とされる証言また、Redditの別のユーザーは、新機能を利用できない理由についてMicrosoftに問い合わせ、技術サポートが3日間にわたり調査したものの、「CFR のバックグラウンド処理に深刻な欠陥があり、機能が有効化されない原因は分からない」との回答をえたとのこと。さらに、サポート側がケースを突然クローズしたり、メールを無視したりしたという不満も語られています。もちろん、Redditに投稿された情報から事の真偽を判断することはできませんが、もし事実であれば、Microsoft内部でもCFRの挙動を十分に把握できていない可能性があると考えられます。まとめ: CFRの透明性向上が求められる段階にMicrosoftはInsiderチャネルの再編を進めており、CFRの問題解消につながる改善が期待されています。また、Windows 11の開発体制は最近大きく変化し、ユーザーの声を積極的に聞く方向に向かっていることから、今後CFRの問題が好転していく可能性はあります。CFRは不具合の影響を最小限に抑え、A/Bテストを可能にする便利な仕組みですが、Windows 11 の新機能が「届く人と届かない人の差が大きい」という長年の課題が存在しますす。Windows 11 の進化が続く中で、CFRの仕組みをより分かりやすく、安定したものにすることが今後の大きな課題と言えそうです。[via Neowin]