さよなら古いWindowsダイアログ──WinUI 3時代のUI刷新が始まった

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MicrosoftがWindows 11に残る古いダイアログボックスを、WinUI 3ベースの新デザインへ書き換える大規模プロジェクトを進めていることがわかりました。単なるダークモード対応ではなく、内部構造から作り直す本格的な刷新だとのことです(Windows Latest)。Windows 11ではスタートメニューやタスクバーなどの外観がモダン化されましたが、ファイル操作や設定画面の裏側には長年使われてきたWin32時代のダイアログが多く残っていました。今回の取り組みは、その「遺産」をようやく現代仕様に統一する動きと言えます。ファイルコピーダイアログはダークモード対応に最近のWindows 11では、ファイルコピー・移動・削除などのファイル操作ダイアログがダークモード対応の新デザインに置き換わっています。従来の「ライトテーマのまま浮いて見える古いダイアログ」と比べると、OS全体の統一感が大きく向上しています。ただしこのダイアログはWinUI 3対応版ではなく、あくまでも暫定的な改良となっています。RunダイアログもWinUI化してしかも速くなっている一方、長年ほぼ姿を変えなかったファイル名を指定して実行(Run)(Win+R)は、WinUIによる再構築が進められていることが確認されています。モダンUIになったにもかかわらず表示速度は旧版よりも速く、Microsoftの計測では、旧Runが約103ms、新Runが約94msと、わずかに高速化しています。「モダンUIは重い」というイメージを覆す結果で、今後の刷新にも期待が持てます。Microsoft デザイン部門「古いダイアログはすべて書き直す」Microsoftのデザイン責任者March Rogers氏は、X上でユーザーの質問に回答し、「古いダイアログはリスト化して順次WinUI 3で書き直している」と明言しました。We are working through our list of all older dialogs and rewriting then in WinUI3. The file copy dialog is already done, the common file dialog is on our list!— March Rogers (@marchr) May 26, 2026 すでにファイルコピー画面は完了し、次は共通ファイル選択ダイアログ(ファイルを開く/保存するときに出るアレ)に着手しているとのこと。Windowsの根幹に近い部分がいよいよ現代化される段階に入っています。なお、新デザインはRunダイアログと同様に最初はオプションとして提供され、ユーザーのフィードバックを集めながら標準化していく流れになりそうです。これは、古いUIに愛着があるユーザーにも配慮したアプローチと言えます。WinUI化で「重くなるのでは」という声は根強いものの、Microsoftは「正しく実装すれば遅くならない」という姿勢を示しています。まとめWindows 11のUIは、いよいよ「本当の意味での統一」に向けて動き始めました。長年残っていた古いダイアログがWinUI 3で再構築されることで、デザインの一貫性だけでなく、パフォーマンス面でも改善が期待できるかもしれません。