現場から2026年6月1日 16時00分折井茉瑚モスクの建設が予定されている土地=2026年1月22日、神奈川県藤沢市 異なる宗教や文化的背景をもつ外国人が増え、全国でモスクも増えている。地域と溝を生まない配慮をするところが多いが、なじみのなさからくる不安や、デマが広がるなどし、反対運動に発展するケースもある。 神奈川県藤沢市で計画されている「藤沢マスジド」は、市が2025年7月に土地開発を許可したが、敷地内での土葬やお祈りの際の騒音への懸念の声があがった。不安をあおるビラが配られるなどし、反対運動が強まる中、26年2月に住民説明会を開いた。現在、土地は造成中で、ウェブサイトも開設して懸念への具体的な対応を記載し、不安解消に努めている。 金沢市にあるモスクは、建設前に住民から反発があった。騒音などのトラブルについて自治会と話し合いを進め、今は問題なく過ごせているという。 日本に住むイスラム教徒に詳しい早稲田大学の店田廣文名誉教授の調査では、国内のモスクは25年7月時点で約160カ所。埼玉県内では少なくとも17カ所のモスクが確認されている。 その一つ、八潮市にあるモスクは開設に先立って市に相談し、地域住民にも説明。使われなくなった工場を買い取って改装し、2000年に完成した。07年には宗教法人として埼玉県に登録し、決算を毎年、県に報告する。町内会と情報交換し、イード(イスラム教の祝祭)で多くの人が集まるときは、地域住民に事前あいさつに行く。定期的にごみ拾いもしているという。 八潮モスクを運営する「宗教法人ジャミアマスジドヤシオ」の代表で、パキスタン出身のシャキール・シェイフ・モハメドさん(62)は「(登録には)周辺住民の署名なども必要で、(法人化までに)数年かかった。許可を取らずにモスクを建てているなら良くないこと」と指摘する。「地域の人とうまくやっていくからこそモスクの環境が成立する」と話す。この記事を書いた人折井茉瑚さいたま総局|埼玉県警担当専門・関心分野事件・事故、犯罪被害者、在日外国人、イスラム教関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月1日 (月)本州初 石川でトキの放鳥マンション高騰で戸建て人気消えゆく高校の「学食」5月31日 (日)白黒ポテチ 店頭で販売開始エアコン設置料金 値上げの波サクランボ県・山形で危機感5月30日 (土)日本の人口、1億2305万人海外での健康管理マニュアル完全養殖ウナギ、世界初販売5月29日 (金)警報・注意報の表現を変更皇族数の確保めぐる原案判明出産費用 自己負担ゼロへトップニューストップページへ就職エージェントの「オワハラ」 売り手市場、大学が注意呼びかけ6:00雇用期限ない働き手も正社員と「同一労働同一賃金」に 高裁判決確定6:00独自議員に相談した教員 勤務評価低く 校長に横浜市教委が是正指導10:30作詞は「てるてる坊主」だけのはずが… 作詞者のほかの作品見つかる16:00エアコンの室外機周辺に「水入りペットボトル」 思わぬ火災の原因に7:01作詞家の橋本淳さん死去 「ブルー・ライト・ヨコハマ」13:00