この国はどこへ行こうとしているのか:「愛国者」木村三浩さんが見逃せない反中ムードと国旗損壊罪

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この国はどこへ行こうとしているのか毎日新聞 2026/6/3 10:00(最終更新 6/3 10:00) 有料記事 3188文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷民族派団体「一水会」代表の木村三浩さん=東京都新宿区で2026年5月21日、内藤絵美撮影 中国といえば、今の高市早苗政権や「保守」と称する支持層からすれば、ほとんど「敵国」のような扱いである。 とりわけ高市首相の「台湾有事」発言で関係はとことん冷え切った。もはや日中友好を訴えれば「媚中(びちゅう)」「反日」などと、ゆがんだレッテルを貼られかねない昨今なのだ。 その中国を「新右翼」とも呼ばれる民族派団体「一水会」の木村三浩代表ら5人が先月訪れた。なぜ「右」が中国へ? ロングインタビュー企画「この国はどこへ行こうとしているのか」。これまでの記事はこちらで読めます。立場違えども「対話」 「今の日本は危険な状態です。中国や中国人がとにかく悪いんだ、といった雰囲気です。これはおかしい、とずっと考えてきました」 木村さんが切り出した。東京・高田馬場の「一水会」事務所。5・15事件を起こした海軍中尉・三上卓、自衛隊の「決起」を促して自裁した三島由紀夫、森田必勝といった人々のモノクロ写真が並ぶ。 「……のみならず、デマとしか言いようがないことで中国人を批判する人までいます。一日本人として恥ずかしいですよ。人と人も同じですが、他国とも、問題があるならまず対話をすべきだ、と考えて……」 知人の中国社会科学院の元研究員のつてで中国側に打診。中国の知日派でつくる「中日交流フォーラム」が一水会の訪問を受け入れ、北京でアジア情勢について意見交換した。 「高市政権下で作られている『反中ムード』は、日本人すべての総意ではないことをまず伝えました。そのうえで米国の『台湾危機』論や『中国封じ込め』戦略にのらず、日中韓でアジアを分断させない枠組みを作ろうと呼びかけ、中国側と意気投合したんです」 共産主義で一党独裁。それだけで「保守」派は対話などとんでもない、となりそうだ。 「いや違う。人間だって出自も育ちも考え方もみんな違いますよね。だから話し合えない、なんてことにはなりません。国と国だって同じはずです」 関係が冷え込んだ時こそ対話は欠かせない。だが与党の国会議員は台湾には行っても、中国には行かない。これでは日本のためにならない、と木村さんの口調は熱を帯びる。 「政治家が国内の『反中』世論に負けてしまっているんです。『反中』だなんだと相手をおとしめることを言わなければ、誇りや自信を保てない。日本はいつからそんなに脆弱(ぜいじゃく)になったんですか。愛国者として座視できませんでした」 立場が違っても対話はできると証明したかったのだ、とも。対抗よりもまず対話。何度もそんな言葉が木村さんの口をついて出た。「武闘派」が感じたこと だが――。 かつての木村さんは、そんな「優しい」人ではなかった。 父は旧陸軍で中国戦線での従軍経験がある「右」寄りだったが、姉は…この記事は有料記事です。残り2056文字(全文3188文字)【前の記事】民主主義は死んでいない 宮田裕章さんが説くデジタル革命の未来関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>