毎日新聞 2026/6/3 07:00(最終更新 6/3 07:00) 921文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷2018年7月5日午後9時の「大気の川」の分布状況と水蒸気の流れ。赤や黒っぽい色ほど水蒸気流量が多い=釜江陽一・筑波大准教授提供 大量の水蒸気を含んだ大気がまるで川のように日本上空を流れる「大気の川」は、列島各地に大雨をもたらす。その流量が過去40年あまりで約8%増えたことが分かったと、筑波大と北海道大の研究チームが発表した。地球温暖化が原因で、今後さらに発達する恐れがあるという。今年も大雨シーズンが到来。水害や土砂災害への備えが急がれる。 大気の川は長さ2000キロ以上に及び、時に数十本もの線状降水帯を伴う。1980年代、人工衛星から大気中の水蒸気量が観測できるようになり、92年には米国の研究者が生成と消滅を繰り返す水蒸気帯を発見。世界各地に水害をもたらす「大気の川」として注目を集めるようになった。だが、長期的な変化は分かっていなかった。Advertisement チームは衛星データなどを活用し、81~2022年の夏(6~8月)に、中国から日本にかけて大気の川が発生した条件や、地上から高度約10キロの対流圏までの累積水蒸気量などを分析した。 その結果、日本の南に太平洋高気圧が張り出した時に、その西側の縁に沿って湿った空気が日本に流れ込み、大気の川が形成されやすくなることが分かった。アマゾン川上回る流量アメダス1029地点の総降水量が多かった大雨の上位10 また、40年あまりで太平洋高気圧の中心気圧が2ヘクトパスカル上昇していた。そのため大気の流れ(風)が強まり、大量の水蒸気を含む空気が次々と日本上空に流入。大気の川を発達させ、同期間中に水蒸気流量は8・3%増えていたという。 チームの試算によると、近年の大気の川の流量は、南米アマゾン川のそれを上回り、東京ドーム(約124万立方メートル)をわずか3秒で満杯にできるほどという。加えて、水蒸気の供給源である海の水温は温暖化の影響で上昇しており、今後さらに増加が見込まれる。 分析をまとめた釜江陽一・筑波大准教授(気象学)は「豪雨災害が起きることを前提に、ハザードマップで自宅や職場のリスクを把握したり、防災用品をそろえたりするなど対策を進めてほしい」と話している。 成果は5月19日付の独専門誌「クライメート・ダイナミクス」(https://link.springer.com/article/10.1007/s00382-026-08189-x)に掲載された。【田中泰義】【最新記事】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>