直接請求による住民投票条例案を賛成多数で可決した清水町議会=北海道清水町で2026年11月6日、鈴木斉撮影 「十勝清水町」への町名変更の賛否を問う住民投票を巡り、北海道清水町議会は6日、町民団体「町名変更を考える会」の直接請求によって提案された住民投票条例案を賛成多数で可決した。「清水町」のままか、「十勝清水町」に変えるかを町民が判断する住民投票の実施が決まった。 採決は欠席の1人を除く議員11人で行われ、結果は賛成9、反対2。 有権者数の約3分の1に相当する2448人の署名を集めて直接請求した「考える会」の宮川司代表(45)は「重く、大きな数字が議員の賛成の数に表れたのではないか」と安堵(あんど)した。Advertisement 住民投票は2027年2月中旬までに行われる予定で、1月12日告示、17日投開票の町議選と同時実施の可能性もあるという。 町名変更は辻康裕町長が25年4月、知名度の高い「十勝」を付けて地場産品などのブランド力を上げ、地域振興を図ろうと打ち出した。 町が提出した住民投票条例案は6月に町議会が否決して白紙に戻ったが、宮川代表らが「町名は町民みんなで決めたい」として直接請求に動いた。 辻町長は「(町名変更に)町民の意思を反映される場ができて良かったと思う」と、議会判断を評価した。【鈴木斉】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。