札幌中央署=札幌市中央区で2026年11月5日午前11時11分、高橋惇太撮影 北海道内にある警察署の数は、2026年10月時点で58署。東京都、大阪府に次いで全国で3番目に多い。最も多かった1954年の95署から37署減った。減少の背景には治安情勢の変化や警察署の機能強化があるという。 道警は26年4月、旧美唄署を岩見沢署に、旧池田署を帯広署に、旧興部署を紋別署にそれぞれ統合。大規模な再編統合に取り組み、現在の58署体制になった。27年4月以降には、寿都署を岩内署に統合する予定という。Advertisement 北海道では、一つの警察署が管轄するエリアが広い。十勝地方の帯広署は全国の警察署の中でも管轄区域が最大で、その広さは約5100平方キロ。東京都の総面積の約2・3倍に相当する。 警察署の再編が進む中、広大な北海道の治安をどう守るのか。 道警によると、統合後も旧警察署を警察庁舎として残し、交通窓口などの行政サービスを維持している。直近の17、20年の再編では、パトロール時間の増加や、巡回連絡の機会確保につながり、刑法犯検挙率は10%以上向上した。交通事故の発生件数も約30~40%減少したとしている。 道警警務課の担当者は「これまで以上にパトロールなどの警察活動を強化し、治安水準の向上に努める」とコメントした。【高橋惇太】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。