台風25号の影響で決壊した印旛沼の堤防周辺で浸水した家屋=千葉県成田市で2026年9月23日午後3時2分、滝川大貴撮影 千葉県は6日、8月の千葉豪雨や9月の台風25号の復旧支援を柱とした総額499億1300万円の一般会計補正予算案を発表した。国の支援対象外である住宅が「半壊」と認定された世帯に対し、県独自の支援金を出すほか、運休が続く小湊鉄道(本社・市原市)やいすみ鉄道(同・大多喜町)の復旧補助費用を計上する。県議会12月定例会に提出する。 県独自の被災世帯への支援金は、自治体の調査で「半壊」と認定された約4500世帯が対象の見通しで、一律20万円を支給するため9億円を計上した。受給には修繕を行うことなどが条件で、業者と交わした契約書などの提出が必要となる。Advertisement 一連の災害で亡くなった人の遺族への弔慰金や重傷者、住宅が全壊した世帯への見舞金には4800万円を計上し、9月補正と合わせた予算規模は1億300万円となった。弔慰金は死者一人につき最大510万円、重傷者に3万円、全壊世帯に10万円を支給する。台風25号で被災した、いすみ鉄道の線路=同鉄道提供 小湊鉄道には線路内に流れ込んだ土砂の撤去費用として1300万円を、第三セクターのいすみ鉄道には台風被害復旧費用として4720万円を補助する。県道などのインフラ復旧には155億円を投じる。財源は県税や国庫支出金、県債などで賄う。 また、成田空港の滑走路の新増設計画を踏まえ、企業誘致のために県が芝山町で計画する産業用地の整備事業に向けた予算も特別会計で9030万円を組んだ。主に民有地の買収費用に充てる。【中村聡也】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。