閣議後記者会見に臨む関芳弘文部科学相=東京都千代田区で2026年11月6日午前9時11分、竹内麻子撮影 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の評価機関が日本の「書道」を無形文化遺産に登録するよう勧告したことを受け、関芳弘文部科学相は6日の閣議後記者会見で、「生成AI(人工知能)とデジタル技術が進展する時代だからこそ、感性や表現力が培われる書道はますます重要。登録に向けしっかりと対応していきたい」と述べた。12月初旬に正式決定する見通し。 パソコンやスマートフォンの普及などを背景に書道人口は減少。筆や墨を作る職人の高齢化や後継者不足も課題となっている。関氏は「書道の継承と振興を図るために、これまで書道に触れる機会の少なかった方々にも関心を持ってもらうことが必要」と話し、異なる芸術分野と組み合わせることや親子で体験する機会の提供などを通じて、国内外で書道の魅力発信や理解促進に取り組みたいとした。Advertisement 教育現場のデジタル化も進むが、関氏は「書道は文字を正しく整えて書く力を育むだけではなく、文字文化への理解や豊かな感性を養う大切な学びだ」として、書写や書道の指導も引き続き推進するとしている。【竹内麻子】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。