絵を通じて旧三井三池炭鉱の歴史を伝える宮脇好光さん=福岡県大牟田市岬町の市石炭産業科学館で2025年11月2日、降旗英峰撮影 1963年11月9日に起きた福岡県大牟田市の旧三井三池炭鉱三川坑炭じん爆発事故(死者458人)に遭った同市の元炭鉱電気工、宮脇好光(よしみつ)さん(88)が一酸化炭素中毒の後遺症に苦しみつつ、炭鉱の絵を描き残している。「炭鉱を知らない世代に坑内を知ってもらいたい」と記憶の継承を願う。 宮脇さんは中学卒業後に鉱山学校に通い、18歳で電気工となって労働争議「三池闘争」(1959、60年)にも労組員として参加した。「目の前で同僚がぱたぱたと… 63年の炭じん爆発事故は坑内から地上へ戻る時に起きた。「パッと停電になって坑道にごみが舞い、目の前で同僚がぱたぱたと倒れた。一人を担いだところで私も意識をなくした」。救護隊に助けられ一命は取り留めたが「黒い水が流れる三途の川(さんず)の川を見た。『おーい』という声が聞こえ、意識が戻った…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事