住民側が逆転敗訴 広島・三原の産廃処分場、県の設置許可認める

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2026年5月14日 20時00分相川智逆転敗訴を受け、「不当判決」との幕を掲げる原告団=2026年5月14日午後1時43分、広島市中区上八丁堀、相川智撮影 広島県三原市にある産業廃棄物の最終処分場をめぐり、住民らが県に対して設置許可の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が14日、広島高裁であった。末永雅之裁判長は一審判決を取り消し、原告側の請求を棄却した。 判決は、水質の調査地点などで環境省の調査指針に沿わない点があったとしながらも「判断は知事の広い裁量に委ねられており、看過しがたい欠落があるとはいえない」と指摘。「地下水と水質の調査が不十分」として設置許可を取り消した一審判決を不当とした。 処分場は三原市本郷町南方にある。産廃処理などを行う事業協同組合が設置申請し、県が2020年に許可した。22年9月から廃棄物の搬入が始まった。住民らは環境への配慮が不十分として県を提訴し、23年7月に一審判決が出たが、県が控訴したため廃棄物の搬入は続いている。ただ、23~24年に法定基準を上回る水質汚染が3度確認され、県がそのたびに操業を一時停止させていた。 判決後、原告の一人で処分場近くの井戸水を使う飯田純子さん(77)は「基準を守らなくていい行政はおかしい」と話した。原告側は上告する方針。 横田美香知事は「県の主張が認められたものと受け止めている。今後も地域住民の懸念を重く受け止め、廃棄物処理法に基づく監視指導を徹底していく」とコメントした。この記事を書いた人相川智広島総局|事件・司法担当専門・関心分野政治、地方創生、スポーツ、交通関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ5月14日 (木)ニデック 品質面で不適切行為再審見直し法案 今国会提出へフィギュア坂本花織 引退会見5月13日 (水)フジテレビ親会社が初の赤字ポテトチップスの袋を白黒に続き柄欄 男女のみ「是正を」5月12日 (火)「他候補を中傷投稿」を否定皇族数確保策、見解出そろう磐越道事故で2度目の会見5月11日 (月)「改憲が最優先」1%と低く「国宝」の好機生かす松竹米軍の弾薬 備蓄回復に数年かトップニューストップページへホンダ、EV誤算の重い代償 立て直しのカギは「HV」「脱自前」17:40強盗がバールで住人を殴打か、女性1人死亡 1人から事情聴く 栃木18:15改憲、自民主張の「合意」に異論相次ぐ 「緊急事態条項」に各党表明19:45北陸新幹線延伸で鉄道局長が日本維新の会に謝罪「不適切発言を撤回」15:00塩漬けの万博EVバス190台 補助金返還分含め損失67億円を計上20:26真矢さんお別れ会 LUNA SEAら追悼 「そこにやつはいる」19:15