認知症の人も、研修の社会人も…五感刺激され表現楽しむ臨床美術

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毎日新聞 2026/5/17 11:00(最終更新 5/17 11:00) 有料記事 1761文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷介護付き有料老人ホームでの活動で、参加者を前に説明する臨床美術士の菅原良子さん(奥)=福岡市中央区で2026年4月15日、野田武撮影 創作活動を通じ脳を活性化し、認知症の進行予防に有効とされる芸術療法「臨床美術」が、日本で実践されるようになって今年で30年を迎えた。美術体験はどのように展開されるのか、活動の現場を訪ねた。 「雨が降ってぐんぐん伸びる春の食材はなんでしょう」 4月中旬、福岡市中央区にある介護付き有料老人ホーム「フェリオ天神」。70~90代の入居者6人が参加して臨床美術の活動があった。臨床美術士の菅原良子さん(46)がクイズを出すと、参加者から即座に「タケノコ!」と声が上がった。 続いて参加者の手元に1本ずつ、本物のタケノコが用意された。 「色や形、硬さや香りはどうですか? 触ってみましょう」。菅原さんに促され、手に取って回したり重さを確かめたり。参加者から「重いね」「触り心地がいいね」などと感想が聞かれた。 菅原さんは竹林の写真を見せ、タケノコを包丁で切って音や匂いも届けて参加者の五感を刺激していく。タケノコにまつわる思い出話はさらに盛り上がった。ここまでの約15分が、造形を始める前に大事にしている「導入」のひとときだ。 臨床美術は1996年、彫刻家だった故金子健二さんが医師らと協力して認知症の症状を改善するためのアプローチとして開発した。 認知症の初期は、新しい記憶が定着しにくい一方、過去の記憶は保たれるという特徴がある。そこで「導入」の時間に臨床美術士らとのコミュニケーションをし、参加者がその日のテーマに関して過去を思い出す「回想」を深め、今抱いている気持ちを整理できるようにする。 その後、いよいよタケノコの立体造形に移る。材料の和紙や新聞…この記事は有料記事です。残り1086文字(全文1761文字)あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>