打ち上げ花火 水に溶ける樹脂で包む 滋賀の企業と龍谷大が開発

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朝日新聞記事2026年5月15日 18時30分有料記事小西良昭 滋賀県長浜市の花火製造会社「柿木花火工業」と龍谷大学先端理工学部(大津市)の中沖隆彦教授らでつくるグループが、環境負荷を抑えた花火玉を開発し、発表した。火薬を詰める容器「玉皮」を、厚紙から水に溶けるプラスチックに変更。打ち上げ後の残骸が数日でなくなるもので、県内や関西の花火大会で使われる予定だ。水に溶ける花火玉皮を持つ柿木博幸さん(左)と中沖隆彦・龍谷大教授=2026年4月23日午後5時2分、滋賀県長浜市、小西良昭撮影 打ち上げ花火の残骸は分解されるのに数カ月かかり、住民の苦情で中止になった花火大会もある。分解に時間がかかるのは、「玉皮」がクラフト紙を何重にも圧着させてつくられているためだ。 きっかけは9年前の夏。柿木花火工業の柿木博幸社長は、花火大会の翌朝、琵琶湖に玉皮の残骸が浮遊しているのを見て「見栄えが悪い」と痛感した。水に溶けて、かつ生分解性の樹脂にできないかと翌年、中沖教授に相談した。花火玉を包む水溶性の皮(左下)。中央のように水に溶ける。上は花火玉の断面模型=2026年4月23日午後5時21分、滋賀県長浜市、小西良昭撮影 開発には、中沖教授の研究室の学生や、プラスチック成形会社セーコン(横浜市)が携わった。玉皮は、上空で花火が破裂するまで耐えられる強度が必要。数種類の厚さのフィルムをつくり、重りを落として割れ具合を確かめながら、適正な強度を探った。開発途中で起きた課題とは 玉皮の成形は秋田県大仙市に…関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ5月15日 (金)米中首脳が北京で会談ホンダ、上場後初の赤字自転車「傘立て」存亡の危機5月14日 (木)ニデック 品質面で不適切行為再審見直し法案 今国会提出へフィギュア坂本花織 引退会見5月13日 (水)フジテレビ親会社が初の赤字ポテトチップスの袋を白黒に続き柄欄 男女のみ「是正を」5月12日 (火)「他候補を中傷投稿」を否定皇族数確保策、見解出そろう磐越道事故で2度目の会見トップニューストップページへ皇室典範改正へ来週にも「立法府の総意」案 衆院議長らが提示へ18:30米中首脳、2日間の会談終了 トランプ氏「米国産大豆の購入を約束」16:25青森市中心部のビルにクマ 数時間とどまる 猟友会が駆除18:55「国旗損壊罪」創設の骨子案の了承持ち越し 慎重意見を踏まえ修正へ18:00落選の三笘薫、涙のPK戦で固めた覚悟 負傷後に周囲へ伝えた言葉14:36山崎和佳奈さんが生前に語った「毛利蘭役に決まるまでの思い」と抱負18:20