当面の調達めど立ったが… 石油元売りの会見から見えた次の懸念

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毎日新聞 2026/5/15 10:00(最終更新 5/15 10:00) 有料記事 1961文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷米国産原油を積んだタンカー「OTIS」=東京湾で2026年4月26日、本社ヘリから幾島健太郎撮影 ENEOS(エネオス)と出光興産、コスモエネルギーの石油元売り大手3社は、14日までに決算説明の記者会見を終えた。 日本に輸入される原油の9割超が中東産。そのほとんどの航路となっているホルムズ海峡は今も事実上、封鎖されたままだ。 それでも、現状の調達状況について各社とも「一定程度、確保できている」と同じ見方をした。 ただ、会見では消費者にとって「これで一安心」とはならない発言があった。官民連携が功を奏す 米国・イスラエルによるイラン攻撃が始まってから、日本政府は石油元売り各社と連携しながら、ホルムズ海峡を通らずに輸入する「代替調達」に奔走してきた。 経済産業省によると、2025年の日本の輸入実績は、1日当たりで見ると236万バレルあった。バレルとは、国際的な原油や石油製品の取引で使われる単位。1バレルは約159リットルだ。 今年4月に代替調達できたのは、1日当たりの平均で59万バレルだった。25年の実績と比べると、4分の1にとどまった。 その後は代替調達が進み、5月は25年の実績の6割となる140万バレル、6月には約165万バレル以上を確保できるめどが立った。それでも、25年実績の約7割だ。 米国からの輸入が増え、6月の米国産原油の調達量は25年の実績の約8倍に上りそうだ。 「米国だけでなく、5月にはアゼルバイジャンから輸入され、6月にはアフリカからも届く見通しです」 経産省の担当者は、供給不安が解消されつつあると説明する。今月のさらなる追加放出見送り 政府は代替調達で足りない分を、備蓄されていた石油を放出して賄っている。 3月には第1弾として、国内消費の約50日分を備蓄から放出し始めた。 第2弾となった5月1日からの追加放出では、約20日分に相当する量を市場に供給している。 6月の代替調達の割合を、仮に厳しく見積もって25年の実績の6割と想定しても、6月に必要な分は既に確保できているという。 今月中のさらなる追加放出の決定を見送ったのは、このためだ。 「原油調達先の多角化が進展している。代替調達を進め、国家備蓄の放出を抑えながら、日本全体として必要となる量を確保していく」 今月12日に開かれた、政府の中東情勢に関する関係閣僚会議で、高市早苗首相はそう述べた。石油元売りの気になる発言 政府の説明を裏付けるように、石油元売り大手3社の会見では、…この記事は有料記事です。残り972文字(全文1961文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>