経済プラス深掘り 秋丸生帆佐久間一輝毎日新聞 2026/7/18 06:00(最終更新 7/18 06:00) 有料記事 2354文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ナフサが原料となるインキの調達が不安定だとして、包装が白黒になったスナック菓子=東京都内で2026年6月2日、和田大典撮影 いまや、お茶の間でもおなじみの言葉となった「ナフサ」。流通が滞るなどして「ナフサショック」という言葉も登場した。 原油から取り出されるこの無色透明の液体は、プラスチック製品やゴム製品、繊維製品など、さまざまな石油化学製品の原料になる。 実は、ナフサにも原油と同じような備蓄制度が、1993年まではあった。 それを復活させられるのか、政府が検討を始めた。 備蓄には三つの考え方があるという。 だが、いずれもナフサゆえに一筋縄ではいかない事情がある。印刷インキの原料にも ナフサショックを象徴したのが、カルビーの5月中旬の発表だった。 「パッケージに使用する印刷インキの色数を従来仕様から2色に変更し(中略)販売いたします」 スナック菓子の「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」など主力の14商品で、白と黒の2色にするというのだ。 印刷で使うインキの原料の供給が、不安定になっていたためだった。印刷インキの原料は、ナフサから作られる。 その後、状況は改善され、計8商品については7月下旬の出荷分から順次、表側に限ってフルカラー印刷を再開させることにした。高温に熱して気体にして抽出 ナフサを原油から取り出すには、原油を高温に熱して気体に変化させ、その気体を冷やして液体に戻すなど「精製」という工程が必要になる。 ナフサの精製には、原油を30~180度に熱した時の気体が使われる。 日本で使われるナフサは、国内で原油から精製される「国産もの」が4割ほど。残りは、ナフサそのものを輸入している。 輸入分のうち、約7割は中東産という。供給量の全体でみると、ナフサの中東依存度は4割程度だ。 ただ国産ものでも、元の原油はほぼ中東産。このため実質的には、ほとんど中東に依存していると言ってもいい状況だ。政府が備蓄に向け検討 ナフサを巡っては、高市早苗首相が「年度を越えて供給継続が可能」などと訴え、不足はしていないという姿勢を見せてきた。 それでも、一部ではナフサから作られる石油化学製品で流通の混乱や価格の高騰を招いた。 こうした状況を受け、政府はナフサの備蓄制度について検討を始めた。 その軸となる考え方が、三つあるという。…この記事は有料記事です。残り1446文字(全文2354文字)【前の記事】給付付き税額控除では一致も…消費減税、合意のめど立たず関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>