トルコ国籍男性、勾留されて亡くなるまでに何が 警視庁が状況を説明

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2026年7月18日 6時30分有料記事西岡矩毅 藤田大道 西堀岳路 山本知佳亡くなったムラット・チチェックさん=家族提供 警視庁高尾署で勾留していたトルコ国籍の男性(48)が腹痛を訴えた後に死亡した問題で、警視庁は17日、現時点で判明したとする高尾署での対応状況を明らかにした。対応が適切だったかどうかについては「差し控える。明らかになった事実関係を踏まえて適切に対応する」とした。 警視庁の松下徹総務部長は「遺族などの関係者にお悔やみ申し上げます」と述べ、現時点での調査内容を説明した。 亡くなった男性はムラット・チチェックさん。 警視庁によると、チチェックさんは6月25日、東京都八王子市でトラックを運転中に単独事故を起こした。旅券や在留カードを持っていなかったといい、出入国管理法違反(旅券不携帯)の疑いで現行犯逮捕された。在留期限は6月3日だったという。「2019年に来日」 チチェックさんは高尾署に「2019年に短期滞在の在留資格で来日した」「解体業の運転手として働いている」などと説明した。警視庁によると、来日後、外国人個人で指定される「特定活動」の資格に切り替え、更新を続けたが、不許可とされていたという。 勾留前、チチェックさんは、病気はない旨を申告。勾留中の29日にトイレで吐いたあと、翌30日に腹痛や便秘を訴えたため、胃腸薬を飲ませたという。この間、食事はしていた。 7月1日午前も友人と面会したが、午後には腹痛を訴え診療所へ行って検査を受けた。医師に急性虫垂炎の疑いがあるなどと診断され、入院の必要はないと判断された。体温34・1度、低体温時の対応基準なし 診療所から署へ戻った直後の午後2時半すぎ、わきに挟む体温計で測った体温は35・7度だった。午後8時半ごろには自分で布団を運んで寝る準備をし、その直後は34・5度だった。次に体温を測ったのは、「あつい」と訴えた2日午前0時すぎで、非接触型の体温計で34・1度だったという。 チチェックさんは2日朝、留置場内で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。 当時の対応について、医師からは発熱した場合に連絡するよう指示が出ていたが、低体温の場合、警視庁としての対応基準はなかったと説明。「事実関係を確認して参りたい」とした。■遺族「助かったかもしれない…この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録この記事を書いた人山本知佳社会部専門・関心分野教育、大学、海外ルーツ、ジェンダー関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月18日 (土)皇室典範の改正案 成立国旗損壊処罰法が成立日経平均、下落幅過去5番目7月17日 (金)サッカーW杯決勝 対戦国決定利根川進さん 86歳で死去新給付制度 29年度に導入へ7月16日 (木)北陸新幹線「桂川案」で合意サイバー攻撃 食品物流に支障芥川賞に「ゾンビ回収婦」7月15日 (水)AI基本計画、半年で改定議員を先生と呼ぶの やめます村上、20スイングで9アーチトップニューストップページへ高市首相、延長を招いても「国会で誠実に」 自民幹部「よう言うわ」5:00容疑者の服の付着物と患者血液、細菌の遺伝子情報一致 大便混入事件5:00「わざわざ分断あおる法律」元法制局長官らの懸念 国旗損壊罪が成立19:10「奈央美は帰ってこないから」1人だけになった母は 京アニ事件7年5:00広島、矢野の登録抹消 「ゾンビたばこ」譲渡者と密室にいた報道巡り23:30鹿児島で遺体発見 5歳男児不明の家族湯から700m下流、確認急ぐ18:15