2025年はWindows 10のサポート期限が大きな話題になりましたが、2026年はそれ以上に多くのMicrosoft製品が一斉にサポート終了を迎えます。対象はOSからOffice、サーバー製品、開発ツール、Azureの一部サービスまで幅広く、企業ユーザーは特に注意が必要です。サポートが終了しても各ソフトエアのすべての機能が即時に使えなくなるわけではありませんが、セキュリティ更新やバグ修正が止まるために、業務システムやサーバー製品ではリスクが急激に高まります。Windows Latestは、Microsoftの公式ライフサイクル情報をもとに、2026年に期限を迎える主要製品を整理しています。2026年にサポート終了となる主な製品2026年にサポート終了となる主な製品は次のとおりです。Windows 11 24H2(Home/Pro)2024年以降の新しいWindows 11 PCに標準搭載されてきた24H2が、2026年10月13日でサポート終了。Microsoftはすでに25H2への自動アップグレードを進めており、一般ユーザーは早めの更新が推奨されます。Office 2021(永続版)「買い切り版Office」のなかで比較的新しい世代であるOffice 2021が、Windows 11 24H2と同じ2026年10月13日に終了。永続版を選んだユーザーにとっては、想定より短いライフサイクルに感じるかもしれません。次の選択肢はMicrosoft 365かOffice LTSC 2024になります。Windows Server 2012/2012 R2(ESU最終年)長く使われてきたサーバー OSが、2026年10月13日でESU(延長セキュリティ更新)も終了。オンプレミス環境で稼働しているケースが多く、移行計画が必須です。SQL Server 2016多くの企業システムを支えてきたSQL Server 2016が2026年7月14日で延長サポート終了。ESUはあるものの、対象は「重大な脆弱性のみ」で、早めの移行が求められます。SharePoint/Project Server(2016・2019)同じく2026年7月14日に終了。オンプレミスで独自ワークフローを構築している企業は影響が大きく、SharePoint Subscription EditionかMicrosoft 365への移行が現実的です。Publisher(完全終了)Publisherはサポート終了だけでなく、Microsoft 365から完全に削除されます。既存の.pubファイルはPDFやWord形式への変換が推奨されています。Exchange Server/Skype for Business ServerESUの「期間2」が2026年10月31日で終了。オンプレミスのメール・通話基盤を使い続けるのは難しくなり、Exchange OnlineやTeamsへの移行が必要です。Windows 11 Enterprise/Education 23H2、.NET 8/9、PowerShell 7.42026年11月10日にまとめて終了。企業のIT管理者や開発者にとっては要チェックのタイミングです。Windows 10 LTSB 2016医療機器や産業機器向けのLTSB版が2026年10月13日で終了。ハードウェアの更新計画とセットで見直しが必要です。Windows 11 SE教育向けの軽量版Windowsが2026年10月1日で終了。学校現場では標準のWindows 11 Educationへの移行が推奨されています。Dynamics 2016系、ConfigMgr 2409、Visual Studio LTSCなどDynamics CRM/ERPの2016世代、ConfigMgr 2409、Visual Studio 2022 LTSCの一部など、企業向けツールも順次終了しています。Azureの一部AI/インフラサービスAzure Anomaly Detector、Metrics Advisor、Personalizerなどが2026年10月1日で終了。代替はAzure AI FoundryやAzure Health Data Servicesへ。この中ではとくに、Windows 11 24H2やOffice 2021、SQL Server 2016がユーザー数が多く、影響範囲が広いとみこまれています。2026年に何をすべきか2026年は、Microsoft製品のライフサイクルが一気に切り替わる年です。後回しにする余裕はあまり残されていないため、早めに移行先を検討することが重要となります。