「公益通報」を問う社会最新記事毎日新聞 2026/7/15 05:00(最終更新 7/15 05:00) 有料記事 3033文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷 「犯罪に加担することになる」 恐怖と不安が入り交じりながら、必死に抵抗する姿が浮かんでくる。 病気休職願と題された文書は、和歌山市職員だった男性が書き残していた。連なっていたのは、市役所内で繰り返されていた不正の告発だった。 休職から復帰したものの、男性はその後、自ら命を絶った。28歳だった。「市民のために働くんだ」 岩橋良浩さんは、両親、兄と姉がいる家庭で末っ子として生まれた。重い障害のある兄は寝たきりだったことから、母啓子さん(65)は「良浩にはなかなか、手を掛けられなかった」と振り返る。 それでも、責任感と正義感が強く、そしてやさしい大人になっていった。 同志社大で労働法を学んだ後の2015年、和歌山市役所に入庁した。「守秘義務があるから」。仕事について両親に話すことは少なかったという。 ただ、何度も口にしていた言葉がある。 「市民の税金で働く。だから僕は市民のために働くんだ」 息子の部屋に残されていた休職願。啓子さんは「告発なんて、これを見るまで知らなかった」と語る。良浩さんが仕事に打ち込む中で、どうしても見逃せない不正があった。人事的な報復恐れ <補助金申請書類の作成・申請は、極めて違法性が高いです。なぜなら子ども会が補助金を得るために、架空の活動をしているように書類を捏造(ねつぞう)し補助金を不正受給しているからです> 18年6月1日付の休職願にはこうつづられていた。当時、青少年課に配属され、市内の児童館で働いていた良浩さん。児童館を拠点とする「子ども会」の不正とともに、市で長年続いた同和行政についての告発だった。 文面は続く。 休職願で不正を告発した良浩さん。復職後の職場で何があったのでしょうか。その詳細は記事の後半で <行…この記事は有料記事です。残り2301文字(全文3033文字)【前の記事】公益通報、自治体の対応は 全国ランキング東海・北陸・甲信越編関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>