日本の砂浜が縮小 2100年には6割消失か 海水浴場設置断念も

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毎日新聞 2026/7/16 06:01(最終更新 7/16 06:01) 1243文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷片瀬海岸の海水浴場=神奈川県藤沢市で2020年4月25日午後1時52分、滝川大貴撮影 日本の砂浜が縮小している。戦後間もなくからの40年間は、ダムの設置や川砂の採取によって沿岸に運ばれてくる砂が減少したことが理由だったが、近年は地球温暖化による海面上昇が消失を招いていると指摘される。専門家によると、2100年には、1990年に存在した砂浜の6割以上が消える恐れがあるという。以前は「野球の試合もできた」 「立入禁止」と書かれたポールが、至る所に並んでいた。茨城県鉾田市は今夏、「茨城のゴールドコースト」と呼ばれるほどの長い砂浜と景観で海水浴客に親しまれてきた「大竹海岸鉾田海水浴場」の設置を見送った。波による浸食で砂が削り取られ、砂に覆われていた護岸用のコンクリートブロックも露出するなど、安全に海水浴を楽しめなくなったことが理由だ。Advertisement 以前は「野球の試合ができるほど広かった」(近隣住民)という砂浜に何が起きたのか。 県などによると、浸食が見られ始めたのは70~80年代。ダムの設置や港の建設で川の砂がせき止められたことに加え、コンクリート用の砂の採取と利用が進んだことで、砂が沿岸に運ばれてこなくなったとみられる。縮む海岸、後退する砂浜 全国的に有名な海岸も、同様の理由で縮んでいる。サーファーに人気の茅ケ崎海岸(神奈川県)は砂浜の後退が進み、19年には台風で隣接する道路の一部が崩落する事故も起きた。国内有数の長大な砂浜海岸で知られる九十九里浜(千葉県)では、県が人工の岬を造ることで砂の流出を防いでいる。 東北大大学院の有働恵子教授(海岸工学)らの研究によると、50年に全国平均で約63メートルあった砂浜の幅は90年には約43メートルまで後退した。砂浜の総面積も約6割になったという。 近年は浸食対策が進んだほか、コンクリートの材料として砂の代わりに砕石を使うようになり、以前ほどの後退はみられなくなった。ただ、有働教授は「今後は地球温暖化の進行による海面上昇が砂浜の消失を招きかねない」と指摘する。「数十センチ」でも影響大 有働教授らは今後予想される海面の上昇量に各地の波浪条件などを加味し、将来の消失面積を推計した。世界の平均気温の上昇を18世紀半ばから始まった産業革命前と比べ2度未満に抑えた場合でも、2100年には6割以上が消える恐れがあるという。潮位の観測データなどを基に試算したところ、25年は90年に比べて10~30%の砂浜消失が進んだ可能性がある。 海岸工学に詳しい茨城大の横木裕宗教授によると、砂浜は波のエネルギーを吸収して災害時の浸水被害を減らす「自然の消波装置」でもあるという。「消波ブロックの設置は時間もお金もかかる。砂浜をうまく維持できれば効果的な防災機能になる」と話す。 有働教授は「日本は勾配が緩やかな砂浜が多く、海面が数十センチ上昇しただけでも影響が大きい。全ての海岸に等しく対策を講じることは現実的ではなく、どの砂浜でどのような取り組みを進めていくのか、政策効果を考えながら対応する必要がある」と指摘する。【李英浩】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>