Microsoftが先日配信を開始した7月の月例更新プログラム(Patch Tuesday)では、Windowsのごみ箱に関する「紛らわしい表示バグ」がようやく修正されました。実害こそないものの、多くのユーザーが混乱していた問題が正常な挙動に戻った形です。この不具合は、ごみ箱からファイルを削除する際、確認ダイアログに本来のファイル名ではなく内部的な名前(例: $Rxxxxx.ext)が表示されてしまうというものです。ごみ箱の一覧表示や復元時には正しい名前が表示されるものの、このダイアログだけが誤って表示されるという見た目だけの不具合でした。実害は少ないとはいえ、削除を確認する場面で見慣れない文字列が出ると不安になるのは当然で、ユーザー体験としてはかなり紛らわしい状態でした。影響範囲は広かったが修正完了このバグはWindows 10 version 1607以降のすべてのサポート中のWindowsクライアント、さらにServer 2012以降のWIndows サーバーに影響していました。つまり、現在利用されているほとんどのWindows環境が対象だったことになります。Microsoftはこの問題を6月に認識し、2026年7月14日のセキュリティ更新KB5099414などで修正を提供しています。各OSに最新の更新を適用していれば、追加の設定変更やKIR(Known Issue Rollback)などは不要で、不具合は解消されます。もし最近ごみ箱の削除ダイアログで奇妙な名前が表示されていた場合、今回の更新をすぐにインストールすることをおすすめします。