毎日新聞 2026/7/15 12:45(最終更新 7/15 12:45) 767文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷廃業を決めた長寿製パン=山口県下関市本町で2026年7月14日午後1時56分、山本泰久撮影写真一覧 長年にわたって山口県下関市の学校給食のパン、米飯を製造してきた長寿製パン(下関市本町)が25日で製造・販売を終了し、廃業の手続きを始めることになった。少子化に加え、物価高に伴うコスト上昇で経営環境が悪化した。別の会社が工場を引き継ぎ、給食の製造は続くものの、市民からは「残念だ」と惜しむ声も聞かれる。 1957(昭和32)年4月に創業。最も多い時で1日約7000食の給食向けのパン、米飯を製造してきた。先代から継承した2代目が昨年9月に亡くなり、会社の経理を担当していた妻の松村久美子さん(69)が社長に就任。市内約80校の小中学校に給食用のパン、米飯の提供を続けた。Advertisement長寿製パンに届けられた児童からの手紙など=山口県下関市本町で2026年7月14日午後1時53分、山本泰久撮影写真一覧 しかし、物価高騰で包装資材費は前年比5割増、チーズ、チョコレートなどが同3割増など経営を取り巻く環境が激変。「何よりも児童・生徒数がぐっと減ったのが大きい」と松村さん。3人の子供たちが会社を継がなかったため、廃業を決めたという。 廃業後は、パン製造会社「ピーコック」(岩国市関戸)の河井大典社長(48)が、新会社「長寿」を設立し、工場を引き継ぐことが決まった。給食提供がなくなる夏休み時期に業務の引き継ぎや、従業員約40人の雇用継続などの交渉を進める。 長寿製パンの工場敷地内には直営の販売コーナーがあり、1日に約100個を市民に提供してきた。14日に店を訪れた男性(63)は「ずっと食べてきたパンが食べられなくなるのは寂しい。給食のパンもここでしたから」と名残を惜しんだ。 松村さんは取材に「子供たちから『おいしかった』と手紙が送られてくることもありました。今も宝物です」と振り返る。販売コーナーの張り紙にはこう記した。「パンの提供は終了いたしますが、最後まで弊社のパンをおいしく食べていただければこの上ない幸せです。本当にありがとうございました」【山本泰久】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>