教育のいま深掘り 竹内麻子毎日新聞 2026/8/16 15:00(最終更新 8/16 15:00) 有料記事 2411文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷包括的性教育は人権教育だと語るトラレン・モフォケン医師=東京都千代田区で2026年7月9日午後3時16分、竹内麻子撮影 およそ10年に1度の学習指導要領改定に向けた議論が大詰めを迎えている。 そんな中、中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の作業部会で、ある項目が2030年度以降も維持される見通しとなった。 義務教育で性交や避妊を扱わないとした規定だ。 SNSの普及などで子どもの性を取り巻く環境は変化しているのに、なぜ学校で教える内容の基準は変わらないのか。どんな課題があるのか。「寝た子を起こすな」論、根強く 「残念ながら遅れていると言わざるを得ない」 女性で初めて国際連合の「健康の権利に関する特別報告者」に任命され、ジェンダー平等などを訴えてきた南アフリカの医師、トラレン・モフォケン氏(44)は、7月に来日した際に日本の性教育をそう評した。 日本では「寝た子を起こすな」という早期の性教育は性の乱れを招くとの考えがあり、タブー視されてきた。 モフォケン氏は「道路を安全に渡る方法を教えたからといって、道路に飛び込みたいと思わせるわけではない。むしろ、きちんとした教育によって子どもたちの性行動は慎重になると科学的に証明されている」と述べ、こう続けた。 「そもそも学校で教えても教えなくても、現実に性行為をする子どもはいる」 厚生労働省によると、10代の人工妊娠中絶の件数は年間1万件前後で推移している。「歯止め規定」とは 現在、学校ではどのように性教育が進められているのか。 学習指導要領では小学5年の理科で「人の受精に至る過程は取り扱わない」、身体的に妊娠が可能となる中学段階の保健体育でも「妊娠の経過(性交)は取り扱わない」と明記。これらは「歯止め規定」と呼ばれ、1998年度の指導要領改定で盛り込まれた。小中学校で一斉に性交を教えない根拠とされている。 文科省によると、「性に関しては個々の発達の差異が大きい」として個別指導を基本とする目的でこの規定が盛り込まれたという。 担当者は「全ての子どもに共通に指導すべき事項ではないが、学校において必要があると判断する場合に指導したり、個々の生徒に対応して教えたりするということはできる」と説明する。 実際、保護者や地域…この記事は有料記事です。残り1529文字(全文2411文字)【前の記事】「本の虫」だったロシア人女性 8000キロ離れた島国で山巡る関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>