深掘り2026年8月21日 7時00分有料記事清水康志 関ゆみん川崎市内の除染で出た落ち葉や泥を保管していたコンテナ=川崎市川崎区、同市提供 東京電力福島第一原発事故後、川崎市が学校や公園を除染した際に出た落ち葉や泥などの廃棄物が、福島県内で埋め立て処分されていたことが市への取材でわかった。担当者は「法に従って処分したが、結果的に福島で処分されてしまった。じくじたる思い」と話す。 市は2011年8月~13年11月、学校や公園など市有の施設の除染を実施。放射線量が局所的に高い49カ所の落ち葉や泥など約15トンを除去し、市の臨海部にある浮島1期埋め立て地でコンテナ4基に入れて保管した。 放射性物質汚染対処特措法などで、原発事故で生じた放射性物質による汚染への対処は国の責務となり、放射能濃度が国の基準(1キロあたり8千ベクレル)を超える「指定廃棄物」は発生した都県内で処分する。それ以下のものは廃棄物処理法に基づき、各自治体が処分することになる。 市の除染で出た廃棄物は当初、放射能濃度が基準を超える部分があったが、約10年後には自然減衰で全体で同3400ベクレルに低下。市は23年10月に処分に向けた一般競争入札を行い、宮城県の業者が落札した。廃棄物は24年2月に福島県内の民間の最終処分場で埋め立て処分された。環境省「法に基づき適性に処理」 環境省の担当者はこの件について「廃棄物処理法に基づき適正に処理された」とし、問題ないとする。だが市にとって福島での処分は想定外。23年12月の契約時に最終処分の候補地2カ所のうち一つが福島だと示され、実際に福島で処分されたと知ったのは事後だったという。 福島県内の除染で出た土(除…この記事を書いた人清水康志川崎支局|支局長専門・関心分野在来作物、人口減少、農林漁業、食文化関ゆみん横浜総局|横浜市政担当専門・関心分野マイノリティ、ジェンダー、性暴力、家族法関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月21日 (金)特急と接触、作業員4人死亡残業一律「45時間」とりやめフェルメール展 21日開幕8月20日 (木)ICC赤根所長を制裁対象に俳優の岸恵子さん死去 93歳短パン勤務 じわりと浸透8月19日 (水)クロマグロ漁獲枠、25%増AI学習データ、開示など要求学校の便器 女子の方が少ない8月18日 (火)GDP年率1.1%成長 4~6月期猛暑 認知機能低下にリスク大横浜高 渡辺元智元監督が死去トップニューストップページへ千葉豪雨でマンション機能不全「予想つかず」 対策の難しさ浮き彫り4:00東京駅の券売機で財布を置き引きか、79歳を逮捕 「生活苦しく」7:00クールジャパン機構廃止へ 経産省、予算要求見送り 巨額累積赤字で17:00独自「大屋根リング工事費」名目で自宅改修の請求書 竹中工務店に提出か19:52【まとめてわかる】フェルメール、人気の理由は? 展覧会きょう開幕11:30長すぎる病院の待ち時間 難病患者がアプリ開発、さらば「一日仕事」7:00