「死ぬかもしれない」 透析患者がナフサ不足の情報に感じた不安

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毎日新聞 2026/8/21 15:56(最終更新 8/21 15:56) 有料記事 1478文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ナフサ不足への不安を口にするおくらさん=兵庫県尼崎市で2026年6月4日午後5時6分、矢追健介撮影 「8月に死ぬかもしれない」。週3日、人工透析を受ける大阪市西淀川区の男性(50)は春ごろ、家族にそう告げた。「(透析に使われる医療器具の)原料のナフサが不足すれば、治療が止まる」。インターネットで見た投稿に心臓がきゅっとつかまれた。 2月末、米国とイスラエルがイランに先制攻撃をしかけた。米イランは6月、停戦に合意したが、和平交渉は行き詰まりをみせている。ホルムズ海峡の管理を巡っても対立が続く。 どこか人ごとだったが、ホルムズ海峡の封鎖で石油の流通が制限されるようになり、身近な問題に変わった。人工的に血液中の老廃物や水分を取り除く透析に使う器具は、石油由来が多い。定期的な透析欠かせず 兵庫県尼崎市にある市場の一角で雑貨店「カクコトヨムコト」を営むおくらさん(ハンドルネーム)は、古本を販売したりイベントを催したりしている。高専卒業後、建設会社に就職したが38歳で退職し、その後店を始めた。 透析を受けるようになったのは突然のことだった。 2021年の正月、急に息苦しくなって倒れ、救急車で搬送された。最高血圧は230ほどに達した。風邪をこじらせた程度に思っていたが、家族が呼ばれて「今夜が峠。覚悟してください」と言われた。 翌朝、「透析することになる」と言われて動揺した。気づかないうちに高血圧が続き、腎臓がダメージを受けていた。原因は分からなかった。 透析患者は全国に30万人以上いる。腎臓の働きが限られるため、カリウムやリンの過剰摂取は厳禁。尿がほぼ出ないので、飲み水の量は限られ、塩分もごく控えめに。定期的な透析が欠かせない。「カリウムの過剰摂取は命に関わるので、透析の間隔が空く土日はあまり食事をしません」調べても分からず「終活」 22年、ロシアがウクライナ侵攻を始めた。小麦粉の値段が上がったのが気になった程度だった。 23年にはイスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区への大規模侵攻を開始。「子どもがたくさん死んでかわいそうと思ったが、自分ごとにはできなかった」。そんなおくらさんをドキリとさせたのが、ナフサ不足への懸念が書かれたSNSの投稿だった。 原油を精製する過程で得られるナフサは…この記事は有料記事です。残り576文字(全文1478文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>