特攻したいとこ、遺影で知った義兄 終戦の日、靖国や千鳥ケ淵で悼む

Wait 5 sec.

2026年8月15日 11時00分松沢拓樹 棚橋咲月開門に合わせて靖国神社に参拝する人たち=2026年8月15日午前6時、東京都千代田区、井手さゆり撮影 戦後81年の「終戦の日」を迎えた15日、東京の靖国神社や千鳥ケ淵戦没者墓苑では、遺族らが犠牲者を悼んだ。 いとこを特攻で亡くしたという、東京都大田区の自営業、江藤豊さん(79)は、靖国神社を参拝した。「かわいそうと言ったらいけないが、俺たちがやらなきゃという思いで行ったのではないか」と、いとこの気持ちを推し量る。「自分の命を犠牲にして戦った人たちに、感謝の気持ちを示したいと思って来ている」という。 いとこの仏壇には、軍服姿の遺影があるという。靖国神社では今年から、参拝時の「コスプレ衣装の着用」「軍装の着用」を禁止していて、境内の立て看板にも注意喚起がされていた。江藤さんは「コスプレをする人は自分が目立ちたいだけだと思う。禁止されているほうが、静かな気持ちで参拝できるのでいい」と話した。 父方の叔父がペリリュー島で戦死したという、千葉県柏市の木村睦さん(83)は、60年以上前から毎年靖国神社を訪れている。「叔父が亡くなった詳しい状況はわからないが、米軍の猛烈な爆撃にあったのだと思う」と話す。叔父は23歳の時に亡くなり、当時陸軍の少尉だったという。「真面目で優秀な叔父だったから、若くして将校になったと聞いた。生きていれば、家族もつくって、国の発展のために貢献してくれたはず」と悔やむ。 松永智子さん(80)=千葉県浦安市=は千鳥ケ淵戦没者墓苑を息子の雅之さん(50)と2人で訪れた。 戦後に生まれ、家の仏壇に軍服姿の男性の遺影が大切に置かれているのを見て「誰だろう」と不思議に思いながら育った。後に、戦死した義兄だとわかり、慰霊のために毎年墓苑に通って、手を合わせてきた。「平和のために祈りました」【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人松沢拓樹東京社会部専門・関心分野事件・事故、交通、道路、商店街棚橋咲月東京社会部|平和・憲法・沖縄・拉致専門・関心分野平和、沖縄関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月15日 (土)千葉豪雨8人死亡 1人行方不明きょう、終戦81年小中学校 授業数を削減可能に8月14日 (金)プーチン氏 北方領土を初訪問患者のX線画像、流出の疑いプールに「多目的更衣室」8月13日 (木)トヨタ元社長が死去日航ジャンボ機墜落から41年企業倒産が14年ぶり高水準8月12日 (水)イオン再入館「認めた」日航機墜落事故 きょう41年原爆ドーム 世界遺産30年トップニューストップページへ8月15日の「思想化」を呼びかける保阪正康さん 国家の暴走に対抗7:003日分の食料備蓄、それでも「甘かった」 熊本地震で起きた想定外9:00ロシア外相、茂木外相の発言否定 侵攻後の初接触は「握手しただけ」5:30ラブホテルから会見、たばこ吸う 秋田県職員を停職6カ月、降格処分18:1150メートルのゴミ山、渋滞の損失1兆円 限界近づく世界最大都市11:00どんぐり700キロ集めて40円 褒めて利用された子どもの「純情」6:50