タイパ、AIなんのその 池田晶子さんが14歳に伝えたかった言葉

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毎日新聞 2026/8/15 09:00(最終更新 8/15 09:00) 有料記事 2966文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷愛犬ダンディーとともに笑顔を見せる池田晶子さん=2006年10月18日、中村琢磨撮影 賞と名の付くものは数あれど、こうも風変わりな名前は珍しいのではないか。 「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」。哲学エッセーで知られ、46歳で世を去った文筆家を記念した。 誰のものでもないけれど、誰かの肉体を借りて世に現れた言葉が、時を超えて受け継がれていく――。 そんな池田さんの考え方が、この名には反映されているらしい。 作家の川上未映子さん(第1回)をはじめ、受賞者は表現方法を問わず言葉を大切にしてきた人たちだ。 今年その栄誉に輝いたのは伊藤亜和さん(29)。 投稿プラットフォーム「note」でセネガル人の父との関係性を描き、エッセー集「存在の耐えられない愛(いと)おしさ」を出した気鋭の書き手だ。 池田さんと同じく文筆家を名乗り、この賞を意識して言葉と向き合ってきた伊藤さんには今、池田さんの「ブーム」が到来しているという。来年で没後20年を迎えるにもかかわらず! 確かに、代表作の一つである「14歳からの哲学 考えるための教科書」(2003年刊行)は毎年のように重版がかかり、47刷を数える。 いったいどうして、今を生きる人たちの心をわしづかみにしているのか。なぜ14歳か <考えるというのは、それがどういうことなのかを考えるということであって、それをどうすればいいのかを悩むってことじゃない> <自分で、考えてごらん。当たり前のことを考えるよりも面白いことはないのだから> <君はいま中学生だ>と語りかけるような一節から始まるこの本を読めばおそらく、自分が試されているような気分になるだろう。 言葉は池田さんの他の著作と比べても平易だけど、自分で考え、自分で言葉にすることの大切さが繰り返し説かれるからだ。 前出の伊藤さんは「両肩をつかまれているような書き方」と独特の言い回しで表現する。つまり、演説のように力強いということらしい。 伊藤さんが好きなのは次の一節だ。<「美しい」という言葉がなければ、美しい物なんかない。それなら、言葉がなければ、どうして現実なんかあるものだろうか> 池田さんはこの本が刊行された3年後の06年には「14歳の君へ どう考えどう生きるか」を世に問うている。 なぜ14歳なのか? PR誌「本の時間」のインタビューでこう述べている。 <どうもこの『考える』という機能つまりロゴスが出てくるのも14歳らしいんです。中学校の先生たちに聞いても、…この記事は有料記事です。残り1968文字(全文2966文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>