激動期の安保深掘り図解あり 畠山哲郎毎日新聞 2026/8/20 18:02(最終更新 8/20 18:02) 有料記事 1487文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷中国の習近平国家主席=ロイター 「中国は核の先制不使用を順守し、非核保有国に核の使用や脅しをしないことを確約している」 シンガポールで5月に開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で、中国代表団長として参加した国防大教授(人民解放軍少将)の孟祥青氏は強調した。中国は核戦力の先制不使用や最小限抑止などの方針を表向き維持している。 ただ、2012年に発足した習近平指導部は、核戦力増強を急ピッチで進める。米国に並ぶ核戦力を持ち、台湾有事の際に介入を思いとどまらせるためとの見方が強い。中国が急速に核戦力の増強を図っており、これまでの米国とロシアの「二つの核超大国」の時代から、米中露の「三つの核超大国」がにらみ合う時代へと変容しつつあります。核戦争は起きないという冷戦後の前提は維持されるのでしょうか。3カ国の核兵器を巡る動きと戦略に迫ります。<関連記事>米中露がせめぎ合う核の新時代へ 揺らぐ均衡と米国の焦燥感見えぬトランプ氏の核戦略 長射程から短射程へ、米国の転換西側への威嚇続けるロシア 核反撃の条件を緩和 先制使用論も 米国家核安全保障局(NNSA)のウィリアムズ局長は6月の講演で「中国は核兵器を驚異的なペースで製造している」と警戒心をあらわにした。「中国が核の一線を越えたら我々はどう動くか。私にとって最大の危険はまさにそこにある」と強調し、米領グアムからの米軍の撤収や台湾へのコミットメント(関与)を見直す可能性もゼロではないと示唆した。反撃能力確保が目的か 中国・新疆ウイグル自治区の砂漠に建つ八角形の施設。周囲には放射状に道路が広がり、細長い建物が規則的に配置されている。これはロイター通信が5月下旬に報じた、中国が建設する軍事施設の空撮写真だ。 中国は核弾頭が搭載可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)のサイロ(地下発射施設)を国内に整備している。ロイターによると、八角形の施設は、同自治区ハミにあるサイロの南西140キロと230キロの2カ所で特定され、周辺では80基以上のミサイルなどの発射台や武器庫も確認された。米国による先制攻撃を想定した「防衛ネットワーク」とみられ、反撃能力の確保を目的としている可能性があるという。 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、26年1月時点の中国の核弾頭総数620発(推計)のうち、34発がすでに実戦配備済みだ。35年には2000発程度まで増強が可能との専門家の見方もある。 中国は、複数の核弾頭を搭載でき、ワシントンも射程に入る「東風61」などの新型ICBMや、原子力潜水艦に搭載する「巨浪3」といった潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、戦略爆撃機など、陸・海・空で核戦力を整備してきた。 7月6日には、戦略原子力潜水艦による戦略ミサイルの発射実験を実施し、中国海軍の報道官は「成功した」と発表した。発射したのはSLBMと推定されている。8月1日には中国国営…この記事は有料記事です。残り278文字(全文1487文字)【次の記事】西側への威嚇続けるロシア 核反撃の条件を緩和 先制使用論も【前の記事】見えぬトランプ氏の核戦略 長射程から短射程へ、米国の転換関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>