朝日新聞記事深掘り2026年8月20日 16時00分有料記事岡田真実 黒田陸離 2026年上半期(1~6月)に大阪府警が把握した刑法犯は4万1173件(前年同期比2.2%増)で、5年連続の増加となった。 特殊詐欺の被害金額は170億円を超え、上半期の過去最多。1日あたり約9500万円がだまし取られた計算になる。 一方、自動車盗の件数は大幅に減少し、逮捕・送検の件数が約3倍に急増した。大阪府警などが「みんなでとめよう詐欺被害!」と注意喚起するポスター=2026年2月3日、大阪市中央区 府警の犯罪対策戦略本部によると、府警が把握した特殊詐欺事件は2231件(同2.7%増)。被害額は60億1134万円増え、171億9344万円(同53.8%増)に上り、過去最悪となった。 特に顕著だったのが、「SNS型投資詐欺」(568件)と「ニセ警察詐欺」(501件)だ。 二つの手口だけで、特殊詐欺の被害全体の約8割に当たる132億6942万円を占めた。 SNS型投資詐欺は、SNSを通じて暗号資産や株に投資すれば利益が得られるなどと信用させて、金銭をだまし取るもの。「アシスタントの女性」紹介されて 偽物のアプリなどを使い、もうけているように見せかけるため、詐欺と気づくまでに時間がかかり、何度もお金を振り込んでしまうという。 府内に住む30代男性は3~4月、偽物のアプリを紹介され、計約1億3300万円をだまし取られた。大阪府警が押収したスマートフォンやノートパソコンなど=2026年6月10日午前10時34分、大阪市中央区、マハール有仁州撮影 男性は1月、SNSで興味のある投資家のアカウントに「いいね」をつけた。 するとDM(ダイレクトメッセージ)で「株に関する有益情報を教える」と連絡があり、SNS上でやりとりをするようになった。 その後、SNS上で「アシスタントの女性」を紹介され、そのアシスタントから株の運用状況を示すアプリをインストールするように指示された。 男性は株の投資名目で、指定された口座に現金を20回にわたり振り込んだ。 アプリ上では、株への投資により利益が出ているように見えたが、このアプリは偽物で、実際は金をだまし取られていただけだったという。金額がふくらみやすい理由 警察官などをかたる「ニセ警…この記事を書いた人黒田陸離大阪社会部|府警担当専門・関心分野地方取材、スポーツ、平和、人権関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月20日 (木)ICC赤根所長を制裁対象に俳優の岸恵子さん死去 93歳短パン勤務 じわりと浸透8月19日 (水)クロマグロ漁獲枠、25%増AI学習データ、開示など要求学校の便器 女子の方が少ない8月18日 (火)GDP年率1.1%成長 4~6月期猛暑 認知機能低下にリスク大横浜高 渡辺元智元監督が死去8月17日 (月)米イラン「覚書」から60日血液がんを16種類に分類学童保育の待機児童数が減少トップニューストップページへ「想定超えた」千葉豪雨、日常戻らず1週間 停電続くマンションも9:57金正恩氏に会いたいトランプ氏 「実務者なき交渉」で大幅譲歩の懸念16:11首都圏の新築マンション、最高の平均1.6億円 都心タワマンが牽引15:37横浜の織田翔希「今日の試合、すごく財産になる」 敗れて語った言葉13:10「年収200万円下がったよう」都内→千葉に転居し女性が感じた格差6:00フェルメール・ブルーの謎に迫る なぜ真珠の耳飾りの少女は魅力的か4:50