猫の「マーキング」、尿での個体識別に脂肪酸作用か 岩手大など

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毎日新聞 2026/8/20 00:00(最終更新 8/20 00:00) 797文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷フレーメン反応をする猫=岩手大提供 猫の尿には性別や年齢など個体特有の情報が含まれ、尿を吹きかける「マーキング」のように猫同士は尿のにおいを通じてコミュニケーションを図っていると考えられている。岩手大学などの国際研究グループは20日、猫の尿の成分に特殊な脂肪酸が含まれていることを確認したと発表した。特殊な脂肪酸の組み合わせが尿による個体識別に役立っている可能性があるという。 研究グループによると、特殊な脂肪酸は分岐鎖(ぶんきさ)脂肪酸と呼ばれ、新たに発見したものを含めて計13種類を確認した。猫ごとに脂肪酸の種類や比率は異なる。Advertisement 猫は尿のにおいを嗅ぐと口を半開きにして、ぼんやりとした表情になる。これは「フレーメン反応」と呼ばれ、鼻で感じ取れない化学物質を上あごにある特別な嗅覚器官で分析しているといわれる。 研究グループは尿の成分を分離して猫に嗅がせたところ、特殊な脂肪酸の組み合わせにフレーメン反応を強く引き起こす力があることが分かった。尿の成分のうち特殊な脂肪酸だけを別の個体のものに替えても、猫は個体ごとに異なる尿のにおいを嗅ぎ分けられた。また、1カ月単位で間隔を空けてもにおいの識別は可能で、特殊な脂肪酸は比較的ゆっくり蒸発するため尿の中で個体の情報を長く保つ働きをしているとみられるという。 さらに研究グループは、特殊な脂肪酸を猫の腎臓から検出し、脂肪酸を含む脂質が腎臓に蓄積していることを突き止めた。脂質が貯蔵庫の役割を果たし、脂肪酸を含む個体特有の尿が供給される仕組みだという。宮崎雅雄・岩手大教授=2026年8月18日午後2時16分、山田英之撮影 研究グループの宮崎雅雄・岩手大教授は「人間の顔や指紋と同じように、猫は尿のにおいに個体差があり、縄張りのマーキングに使っていると考えられる。今回確認した特殊な脂肪酸は、猫のマーキング尿に個体情報を与える『においの名刺』の有力な候補だ」と話している。 研究成果は20日付の米学術誌「カレントバイオロジー」に掲載された。【山田英之】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>