毎日新聞 2026/8/16 13:00(最終更新 8/16 13:00) 有料記事 2981文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷在りし日の谷川俊太郎さん=東京都杉並区で2014年10月8日、矢頭智剛撮影 <もう何度自分に問いかけたことだろう/ぼくには魂ってものがあるんだろうか/人並み以上の知性があるとしても/寅さんにだって負けないくらいの情があるとしても> 詩人・谷川俊太郎さんの作品「百三歳になったアトム」にはこんなくだりがある。 アトムとは言わずと知れた手塚治虫さんの名作「鉄腕アトム」の主人公。 百寿を超えても変わらぬ顔をした彼が冒頭のごとく自問し、ピーターパンとのやり取りを振り返る様子を描く。 なぜ103歳かの説明はない。アトムが両足のロケットを噴射してかなたに飛び立ち、詩は終わる。 2003年に刊行された詩集の一作。谷川さんのまばゆく膨大な作品群を思えば、決して有名な作品ではないだろう。 とはいえ生成人工知能(AI)真っ盛りの今触れても示唆に富む内容だ。そう長くない詩によくもここまで、と驚かされる。歌詞から40年を経て 「人間は技術の発展を優先しすぎた。アトムは自分の中に感情が生まれてしまって、何か思い始めている。人間よりよほど考えている。AIもいいけど魂はどうしたんだ? そういう皮肉な詩なんだと思う」 批評家で自身も詩人の若松英輔さん(58)はこんなふうに読み解き、言葉を継ぐ。 「世の中がざわついて自分を見失った時、どこに立ち戻るべきなのか、何を見つめ続けるべきなのかを、谷川さんは詩を通じて我々に教えてくれる」 ファンには今さらだが、谷川さんは1963年に放映が始まったアニメ「鉄腕アトム」の主題歌を作詞していた。 ♪そーらーをこーえてーラララほーしーのかーなたー、と口ずさんだ人は多かろう。 「詩はどうしても言葉を重視するのですが、あの場合(アトム)は…この記事は有料記事です。残り2290文字(全文2981文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>