2026年7月5日 16時55分武田肇NPO法人「モースト」の津谷静子理事長=2026年3月18日、広島市東区、上田潤撮影 米国とイスラエルが攻撃を始めた2月に爆撃されたイランの小学校の犠牲児童の遺族が、広島市のNPO法人の招きで8月の平和記念式典に参列する可能性があることがわかった。同法人の理事長は「戦争の犠牲になったイランの人々と広島が草の根レベルで痛みを分かち合い、希望を見つけてもらう機会にしたい」としている。 計画しているのは、イラン国内の化学兵器被害者らを広島に招く活動を続けている広島市のNPO法人「モースト」。被爆2世の夫と結婚した津谷静子さん(71)が理事長を務める。イラン・イラク戦争(80~88年)で化学兵器の被害に遭ったイラン人を広島市の平和記念式典に20年以上招いてきた。 これまで広島に招いたのは延べ200人以上。式典前後に広島市内で開かれる「広島イラン愛と平和の映画祭」の運営にもかかわり、映画監督や俳優も招いている。 津谷さんによれば、今回招待する予定なのはイラン人14人。この中に、イラン南部ミナブにある小学校へのミサイル攻撃で亡くなった子どもの遺族1人が含まれる。イラン側の協力者がリストに入れ、受け入れることを決めたという。 この小学校は2月28日に攻撃され、イラン国営メディアによれば児童ら168人が死亡。米メディアは米軍が軍施設を狙って誤爆した疑いを報じている。 14人は8月3~7日に広島を訪れる予定でビザ取得手続きを進めており、6日の平和記念式典に参加するほか、かつて日本軍が毒ガスを製造していた大久野島(広島県竹原市)も訪問する計画だ。 津谷さんは「米国への憎しみを助長するのではなく、すべてを失ったところから立ち上がった広島の復興や被爆者の思いに触れ、希望を見いだしてもらいたい。米国とイランの対立の行方はわからないが、これまでと変わらない交流を続けることで、平和の大切さを広げることになると確信している」と話している。この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録この記事を書いた人武田肇広島総局員専門・関心分野原爆・平和、朝鮮半島、鉄道関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月5日 (日)米独立宣言250年 割れる世論ケイコ・フジモリ氏 大統領にDMAT、北海道・九州にも拠点7月4日 (土)欧州に熱波、死者が急増長期金利一時2.81%高値永住要件に日本語・生活学習7月3日 (金)サッカー日本代表が帰国高市首相がインド初訪問内密出産 東京で7人7月2日 (木)全国の路線価、2.9%上昇日銀短観、予想上回る改善富士山の登山シーズン始まるトップニューストップページへ長崎南部に線状降水帯直前予測を発表 3時間以内に発生の恐れ16:14国際犯罪組織プリンスG幹部を再逮捕 「安全に暮らせる場所ほしい」12:56これは「変調」の兆しか 支持率からみえてくる高市内閣の行方6:00高市首相は「隙だらけ」ゆえに「アイドル」 評論家・中森明夫の憂い12:02巨匠レンブラント、版画家としての側面 卓越した表現力、和紙も使用11:00武田真一アナ語る「つまらない大人」とは 佐野元春さんの歌詞の意味15:01