令和の心を捉える昭和のベストセラー作家 有吉佐和子の魅力とは

Wait 5 sec.

深掘り 中里顕毎日新聞 2026/7/5 14:00(最終更新 7/5 14:00) 有料記事 2794文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷在りし日の有吉佐和子 その名前、近ごろ書店で見かける方も多いのではないか。 昭和のベストセラー作家、有吉佐和子(1931~84年)である。 短編集「青い壺(つぼ)」(77年刊行)が異例のロングヒットとなり、他の名作も装いを新たに登場している。 昭和が目の敵とされがちなご時世、令和を生きる人々に刺さるのはなぜか。100万部目前の「青い壺」 まずは大まかな紹介から。 有吉は戦後間もなく、短大に在学していた頃に文筆活動を始め、56年に文壇デビューを果たした。 明治、大正、昭和を生きる女性の三代記「紀ノ川」や、認知症をその名前すらない時期にテーマに据えて社会現象となった「恍惚(こうこつ)の人」など、ヒット作を次々と生み出した。 「不信のとき」「悪女について」などドラマ化された作品も多い。タイトルを聞けば「あの作品も?」と思う人も多いかもしれない。 近年の有吉人気、その火付け役となった「青い壺」は、つぼを取り巻く人々の葛藤や悲哀を描き、総合誌「文芸春秋」で76年1月号から77年2月号にかけて連載された。 刊行と絶版を経て2011年に復刊され、22年に作家の原田ひ香さんが推薦文を寄せたことで話題を呼んだ。 24年にはNHKのニュース番組に取り上げられたことが追い風に。 最初の刊行からの累計で95万部を超え、100万部も目前だ。連載開始から半世紀、異例のロングセラーといえよう。 「青い壺」のヒットは他の作品に光が当たる契機になった。 昨年は、団地で暮らす妻たちのドロドロとした人間模様を描いた70年の毎日新聞連載小説「夕陽ヵ丘三号館」の新装版が復刊。 今年に入ると、米軍射爆場の設置が取り沙汰された島の住民心理を描いた「海暗(うみくら)」、生々しい遺産争いを描写した喜劇「三婆」などが相次いで新たに文庫版で出版された。平松洋子さんが「超面白い」という理由 読み継がれる有吉作品、その魅力の秘密を文章のプロたちに読み解いてもらおう。 まずは「青い壺」復刊に当たり解説を担当したエッセイストの平松洋子さん(68)である。 「有吉さんは『青い壺』で…この記事は有料記事です。残り1930文字(全文2794文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>