教育のいま:「こんな場所ないほうがいい」 外国ルーツの子支える現場の願い

Wait 5 sec.

教育のいま毎日新聞 2026/7/6 09:30(最終更新 7/6 09:30) 有料記事 1912文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷中国をルーツに持つ中学3年生の少女に、信愛塾特製の「卒業証書」を手渡す王遠偉さん(中央)と、見守る竹川真理子センター長(右)=横浜市南区で2026年3月26日午後4時8分、横見知佳撮影 急増する日本で暮らす外国ルーツの人々。その中には、壁に直面しながら日々を生きる子どもたちがいる。横浜の支援現場から見える姿を取材した。 外国ルーツの人々を支える横浜の現場の「今」を伝えます(全4回の最終回) 第1回・「ひらがな一人で学んだ」 フィリピンから来た少年が読んだ詩 第2回・「日本人が先」、学校で浴びた言葉 絵で差別ない世界訴える少年 第3回・母の暴力、裸足で家を飛び出した少年 砲丸投げで全国大会へ学校・行政支援からこぼれ落ちる子ども 外国ルーツの子どもやその家族の支援活動を担い、今年で48年目を迎えるNPO法人「信愛塾」(横浜市南区)。活動の原動力は、学校や行政の支援からこぼれ落ちるような子どもを救おうとするスタッフらの思いだ。「本当はこんな場所、ない方がいい」。竹川真理子センター長はそう願いながらも、支援が途切れることのないよう、次世代にバトンを渡そうとしている。助けられた人が救う側に 信愛塾に来る子どもたちのルーツはフィリピン、中国が中心で、他にバングラデシュやネパールなどさまざまだ。竹川さんは家庭を訪問すると、英語やタガログ語などを交えて親と話しながら、小さい子どもを抱きかかえて体重や腕の太さを確認する。 台所では食事の準備がされているか。部屋は片付いているか。日々の生活を感じ取りながら、親を決して責めず、「大丈夫だからね」と励ましながら悩みに耳を傾ける。信頼関係に基づき、家族の小さな変化を見逃さない支援を続けてきた。 竹川さんの家庭訪問に同行するのは事務局次長の王遠偉さん(30)。中国にルーツを持つ。自身も元塾生で、竹川さんに助けられた一人だ。 王さんは中学生の時、日本で暮らしていた両親に呼び寄せられて横浜に来た。日本語が分からず、学校や自宅に居場所がない中、信愛塾で学び、スタッフらと家族のように交流した。他の仕事をしていたが2024年に辞め、正職員として戻ってきた。「サバイバル日本語」学ぶ短期学校 信愛塾にやってくる子どもたちは、単に日本語ができないだけでない。貧困、在留資格の問題、ヤングケアラー、ネグレクトなどの虐待、自傷行為、発達障害――。さまざまな困難を抱えている例が多いという。外見や名前をからかわれ、アイデンティティーへの迷いが生じる例も少なくない。 現場では年々、こうした深刻な事情がある外国ルーツの子どもが増えている実感が…この記事は有料記事です。残り918文字(全文1912文字)【前の記事】母の暴力、裸足で家を飛び出した少年 砲丸投げで全国大会へ関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>