女子バスケ部顧問が部員の前髪切る 埼玉の私立高、不適切指導で謝罪

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2026年9月29日 19時00分池田拓哉 埼玉県内の私立高校の女子バスケットボール部で、顧問の女性教諭が部員の意思に反して前髪を切っていたことが9月29日、同校への取材で分かった。同校は不適切な指導だったとして、校長や教頭、顧問が部員らに謝罪した。 同校によると、校内で合宿中だった8月4日の朝練習に部員12人全員が遅刻。同日の夕食後、一部の部員から「リーグ戦に向けて気持ちを高めよう」と、前髪を眉の上まで短く切ることが提案された。顧問は「切ってあげよう」と声をかけ、朝の遅刻を念頭に「遅刻もあるしね」と言ったという。 泣いて抵抗する部員もおり、顧問は「切りたくなければ無理に切らなくてもいい」とも言ったが、最終的に部員らから明確な返事はなく、顧問が全員の前髪をはさみで短く切った。 生徒の保護者から、「体罰ではないか」と抗議を受けた同校は、部員全員と顧問から事情を聴いた。2人は「自分だけ切らないのは難しいと思った」などと答えたため、少なくともこの2人は嫌がっていたと判断したという。 文部科学省の通知によると、体罰は「身体に対する侵害」(殴る、蹴るなど)や「肉体的苦痛を与えるもの」(長時間の正座や直立など)と定義される。 朝日新聞の取材に対し、教頭は「顧問には髪を切ることで(遅刻の)ペナルティーを科す意図があった。顧問と上下関係があり、生徒が断りにくい状況だった」とし、パワハラ行為だったと説明。一方で、「強制的に苦痛を与えたとまでは言えない」とし、体罰にはあたらないとしている。 教諭は顧問を続けており、教頭は「人権教育の徹底や、管理職による練習のチェックによって、部活動が適切に運営されるようにしたい」と話している。【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人池田拓哉さいたま総局|熊谷地区担当専門・関心分野地方自治、街の話題関連トピック・ジャンルこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月29日 (火)大規模修繕の談合、排除命令脚本家の倉本聰さん死去 91歳東山紀之氏、社長退任を発表9月28日 (月)なぜ千葉で豪雨禍続く?「スキーが雪崩を誘発」死亡中学受験 収入に影響なし9月27日 (日)11歳が「ぷよぷよ」で金メダル女性外科医 ロボ手術に格差火災警報器、義務化から20年9月26日 (土)米中首脳が会談未成年の選挙運動禁止は違憲未払いの53億円支払いへトップニューストップページへYKK AP幹部らが約1億3千万円の不正経費申請 高級クラブなど17:12不正会計のニデック、岸田社長が退任 後任に戒田専務執行役員を選定18:45富山市長、人口多く見せる意図否定 水増し疑い「なぜかわからない」19:17ファミチキ、味付け変えず20周年 コンビニ各社が競う「レジ横」17:00人間の指示に従わず、正直に答えないAI オープンAIが公表見送り17:17「ICCに手出すな」制裁への批判、国連で相次ぐ 一方で脱退表明も14:00